特許
J-GLOBAL ID:200903061990888501

防振装置の製法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小松 清光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-127634
公開番号(公開出願番号):特開平10-315072
出願日: 1997年05月16日
公開日(公表日): 1998年12月02日
要約:
【要約】【課題】弾性部材と一体化した後のストッパ金具をカシメ加工可能にする。【解決手段】第1の取付金具1と第2の取付金具2を弾性部材3と焼き付け等により一体化した後で、第2の取付金具2に設けた弾性部材3の側面略半周部分を覆うストッパ金具35と弾性部材3の間へ治具50の略半円状に形成された側方張り出し部52を配設してストッパ金具35の先端部をカシメによりストッパ受け部36を成形し、その後、治具50は略半回転させて取り外す。このとき、ストッパ受け部36を内側へ折り曲げて縮径することにより生じる余肉を利用してビード部37を形成する。続いて、略半周部分に第1ストッパ突起12及び第2ストッパ突起13を設けた回動プレート6を、各ストッパ突起がストッパ金具35の無い側となるように第1の取付金具1へ取付けてから略半回転させて、第1ストッパ突起12及び第2ストッパ突起13をストッパ空間39内へ配設し、ピン7で回り止めして固定する。
請求項(抜粋):
側面視略円錐台形状の弾性部材と、その上底部が連結される第1の取付金具と、下底部側が連結される第2の取付金具と、第1の取付金具から弾性部材の側面略半周部分と当接可能に側方へ突出するストッパ突起と、このストッパ突起の外方を通って第2の取付金具から弾性部材の側面略半周部分を覆うように第1の取付金具側へ延出するとともに先端部がストッパ突起の上へ所定間隔をもって重なるように折り曲げてストッパ受け部が形成されたストッパ金具とを備えた防振装置の製法において、ストッパ突起を取付けてない第1の取付金具とストッパ受け部が形成されていない第2の取付金具を弾性部材と一体化し、続いて、治具を第1の取付金具上に被せ、治具の一部に形成されたストッパ受け部成形用の側方張り出し部を弾性部材とストッパ金具の間へ入れてからストッパ金具の先端部を側方張り出し部上へ折り曲げ加工し、その後、治具を弾性部材の中心線の回りに略半回転させ、側方張り出し部をストッパ金具の設けれらていない場所へ移動させることにより、治具を取り外すことを特徴とする防振装置の製法。
IPC (3件):
B23P 21/00 301 ,  B60K 5/12 ,  F16F 13/06
FI (3件):
B23P 21/00 301 Z ,  B60K 5/12 F ,  F16F 13/00 620 U
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 液封防振ゴム装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-298103   出願人:山下ゴム株式会社

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