特許
J-GLOBAL ID:200903062098695290

オーステナイト系ステンレスに対する浸炭処理方法およびそれによって得られたオーステナイト系ステンレス製品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西藤 征彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-014019
公開番号(公開出願番号):特開平9-268364
出願日: 1997年01月28日
公開日(公表日): 1997年10月14日
要約:
【要約】【課題】母材の強度を低下させることなく、表面硬度を大幅に向上させ、しかも、母材以上の耐食性を備えた硬質表面層を形成することのできるオーステナイト系ステンレスに対する浸炭処理方法を提供する。【解決手段】浸炭処理に先立って、フッ素系ガス雰囲気下でオーステナイト系ステンレスを加熱状態で保持し、ついで浸炭処理の際の温度を400〜680°Cの温度に設定して浸炭処理するオーステナイト系ステンレスに対する浸炭処理方法であって、上記オーステナイト系ステンレスが、モリブデンを1〜6%含有する安定型オーステナイト系ステンレスもしくはクロムを13〜25%含有する安定型オーステナイト系ステンレスであり、上記浸炭処理により母材以上の耐蝕性を有する浸炭硬化層を形成するようにした。
請求項(抜粋):
浸炭処理に先立って、フッ素系ガス雰囲気下でオーステナイト系ステンレスを加熱状態で保持し、ついで浸炭処理の際の温度を400〜680°Cの温度に設定して浸炭処理するオーステナイト系ステンレスに対する浸炭処理方法であって、上記オーステナイト系ステンレスが、モリブデンを1〜6重量%含有する安定型オーステナイト系ステンレスもしくはクロムを13〜25重量%含有する安定型オーステナイト系ステンレスであり、上記浸炭処理により母材以上の耐蝕性を有する浸炭硬化層を形成することを特徴とするオーステナイト系ステンレスに対する浸炭処理方法。
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る