特許
J-GLOBAL ID:200903062119528551

二軸式ねじポンプ型真空ポンプおよび二軸式ねじポンプ型圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-196102
公開番号(公開出願番号):特開2001-020885
出願日: 1999年07月09日
公開日(公表日): 2001年01月23日
要約:
【要約】【課題】 気体の移送、圧縮、吐き出しを効率的に行い得る真空ポンプおよび、気体の圧縮、吐き出しを効率的に行い得る圧縮機を、二軸式ねじポンプによって無潤滑(ドライ)条件下で実現することにある。【解決手段】 真空ポンプでは駆動ロータ1と被動ロータ2の条数をそれぞれ一条と二条、圧縮機ではそれらの条数比を1対2とし、両ロータ1,2の歯先円直径を、条数が多い方である被動ロータ2のピッチ円直径と一致させるとともに、両ロータ1,2の歯形を、互いに共役なトロコイド系歯形にすることで、両ロータ1,2とそれらを内包するケーシング3とによって、理論的に完全に閉じ、かつ容積が最大となるねじ溝空間を画成し、ケーシング3の内側端面の、被動ロータ2の歯先円と歯元円との間に吐き出し口を設ける。両ロータ1,2のねじ長は真空ポンプの場合は最小で2.5ピッチとする。この結果、両ロータの回転によって気体の移送・圧縮・吐き出しが効率的に行われ、無潤滑・高性能の真空ポンプが実現できる。圧縮機の場合のねじ長は必ずしも2.5ピッチ以上である必要はない。
請求項(抜粋):
一方の条数が一条、他方の条数が二条で、互いに共役なトロコイド系の歯形を持ち、互いに噛み合う、外径が同一の二本のねじロータ(1,2)と、前記二本のロータを内包してそれらのロータとの間にねじ溝空間を画成するケーシング(3)と、を前記一条のロータのねじの2.5ピッチ分以上の軸線方向長さで具え、前記二本のロータの、その条数比に対応した回転数比での同期回転によって、前記ねじ溝空間内の気体の移送と圧縮と吐き出しとを連続して行うことを特徴とする、二軸式ねじポンプ型真空ポンプ。
IPC (2件):
F04C 25/02 ,  F04C 18/16
FI (2件):
F04C 25/02 M ,  F04C 18/16 T
Fターム (13件):
3H029AA03 ,  3H029AA18 ,  3H029AA24 ,  3H029AB01 ,  3H029AB06 ,  3H029BB16 ,  3H029BB21 ,  3H029BB31 ,  3H029BB42 ,  3H029BB43 ,  3H029CC03 ,  3H029CC05 ,  3H029CC08
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • エンジンの過給装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-037058   出願人:栃木富士産業株式会社
  • 特許第2739873号
  • 特開平2-305393

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