特許
J-GLOBAL ID:200903062130718079

パネル構造体の補強材配設方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長門 侃二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-357464
公開番号(公開出願番号):特開2001-171349
出願日: 1999年12月16日
公開日(公表日): 2001年06月26日
要約:
【要約】【課題】 トラックのドアパネルのように、パネル単体での張り剛性が低い場合、パネル構造体に補強材を取り付けて張り剛性を確保する。このとき、補強材の最適な配置と、これら部材の構造的諸元とを最適に設定して剛性確保と総重量の最適化を図る。【解決手段】 トラックドア1の場合、アウタパネル2の内面に補強材8を接着して張り剛性を確保する。アウタパネル2の荷重点を補強材8とドアフレーム6との間の中央に設定し、0から逐次増大する荷重を加えたとき、その増大初期における剛性を解析すると、その初期剛性は補強材8の配置に依存して決定されるため、その最適な配置としては横補強材の配置が好ましい。一方、荷重の増大に伴うアウタパネル2及び補強材8の荷重分担を解析すると、変形量が大きい領域では、補強材8の荷重分担率がその重量比を上回る。そこで、アウタパネル2の板厚を減少して軽量化を行う一方、補強材8の板厚を増加してその剛性を増大すれば、トラックドア1全体としての総重量軽減と剛性確保とを同時に実現することができる。
請求項(抜粋):
主部材のパネル構造体に梁状の補強材を取り付けた状態で、パネル構造体の所定の荷重点において0から逐次増大する荷重に対し、この荷重の増大初期においてパネル構造体の剛性を所望に確保するべく補強材の配置を決定する配置工程と、前記荷重に対するパネル構造体及び補強材それぞれの荷重分担を求める一方、前記荷重に占める補強材の荷重分担の割合がパネル構造体に対する補強材の重量比よりも大であるとき、パネル構造体の構造的な軽量化によりパネル構造体及び補強材の総重量を軽減するための条件と、補強材の構造的な剛性増大によりパネル構造体及び補強材の全体的な剛性を確保するための条件とを同時に満足するべく、これらパネル構造体及び補強材の構造的な諸元を設定する諸元設定工程とを具備したことを特徴とするパネル構造体の補強材配設方法。
IPC (2件):
B60J 5/00 ,  E02F 9/16
FI (2件):
B60J 5/00 Q ,  E02F 9/16 E
Fターム (1件):
2D015EA03
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 特許第2962107号
  • パネル構造体の補強材配設方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-182939   出願人:三菱自動車工業株式会社
  • 特開昭63-110020
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