特許
J-GLOBAL ID:200903062200206658

車両用乗員保護システムのための起動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-018068
公開番号(公開出願番号):特開2001-206191
出願日: 2000年01月25日
公開日(公表日): 2001年07月31日
要約:
【要約】【課題】 スキブを起動するスイッチを電子化しても、マイクロコンピュータの暴走に起因する誤起動を防止するようにした車両用乗員保護システムのための起動装置を提供する。【解決手段】 マイクロコンピュータ70は出力ポート72からテスト信号Saを発生し判定回路80に出力するとともに、このテスト信号Saを禁止信号Scとして禁止回路90に出力する。これに伴い、判定回路80は、駆動回路110を介しスイッチング素子20のゲートを接地する。また、禁止回路90は、禁止信号Scに基づきスイッチング素子30のオンを禁止する。このようなオン禁止状態にてスイッチング素子20はそのゲートの接地のもと正常であればオンし故障であればオフのままである。
請求項(抜粋):
車両に搭載された乗員保護システムの乗員保護装置(A)を起動電流の流入に応じて起動するスキブ(10)と電源の正側端子(+B)と負側端子との間にて前記スキブと共に互いに直列接続されてオンにより前記電源から前記スキブに前記起動電流を流入させる複数の電子式スイッチング素子(203040)と車両の加速度を検出する第1加速度センサ(5050A50B)と車両の加速度を検出する第2加速度センサ(60)と少なくとも前記第1加速度センサの検出出力に基づき車両の衝突の有無を判定する第1判定手段(8080A)とハードウェアとして前記第1判定手段とは独立して設けられて少なくとも前記第2加速度センサの検出出力に基づき車両の衝突の有無を判定するマイクロコンピュータを有する第2判定手段(70232、240)と、前記複数の電子式スイッチング素子のうち一電子式スイッチング素子(診断対象スイッチング素子という)を少なくとも前記第1判定手段による衝突との判定に基づきオンするように駆動し、残りの電子式スイッチング素子を少なくとも前記マイクロコンピュータによる衝突との判定に基づきオンするように駆動する駆動手段(110120130)と、少なくとも前記マイクロコンピュータの診断信号に基づき前記診断対象スイッチング素子の故障の有無を診断する診断手段(70、8080A50A211、212、220、221、222)と、前記マイクロコンピュータの外部に構成され、前記故障診断と前記残りの電子式スイッチング素子のうち少なくとも1つの電子式スイッチング素子(非診断対象スイッチング素子という)のオンとの両立を禁止する両立禁止手段(9090A、140、150160170、180)とを備え、この両立禁止手段は、前記マイクロコンピュータの出力状態とはかかわりなく、前記故障診断と前記非診断対象スイッチング素子のオンとの両立を禁止する車両用乗員保護システムのための起動装置
Fターム (9件):
3D054DD28 ,  3D054EE06 ,  3D054EE14 ,  3D054EE39 ,  3D054EE43 ,  3D054EE44 ,  3D054EE47 ,  3D054EE57 ,  3D054FF09
引用特許:
審査官引用 (2件)

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