特許
J-GLOBAL ID:200903062231120280

炭酸カルシウム及び水酸化ナトリウムの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-008966
公開番号(公開出願番号):特開2001-199721
出願日: 2000年01月18日
公開日(公表日): 2001年07月24日
要約:
【要約】【課題】 苛性化反応を利用して各種素材の充填材・顔料として有用なアラゴナイト結晶の炭酸カルシウムと塩素を併産しない水酸化ナトリウム水溶液を同時に得る。【解決手段】 生石灰及び/又は消石灰に生石灰換算で1molに対して特定濃度範囲の炭酸イオンを含む特定濃度以下の水酸化ナトリウム水溶液を添加し、攪拌させながら調製させた石灰乳に水酸化ナトリウムを製造するに必要な所定量のソーダ灰由来の炭酸ナトリウム水溶液を添加し、添加速度および反応温度を制御することによってアラゴナイト結晶の炭酸カルシウム及び塩素を併産しない水酸化ナトリウムを得る。
請求項(抜粋):
苛性化反応によりアラゴナイト結晶の炭酸カルシウム及び水酸化ナトリウムを製造する方法であって、生石灰の濃度が1〜60重量%、好ましくは20〜40重量%になるように生石灰及び/又は消石灰に生石灰換算で1molに対して0.25mol以下、好ましくは0.10mol以下の炭酸イオンを含む2mol/l以下の水酸化ナトリウム水溶液を添加し、攪拌させながら調製させた石灰乳に水酸化ナトリウムを製造するのに必要な所定量のソーダ灰由来の炭酸ナトリウム水溶液を該石灰乳に対して0.002〜0.12g(炭酸ナトリウム)/min/g(生石灰)、好ましくは0.002〜0.04g/min/gの添加速度で添加し、反応温度30〜105°C、好ましくは40〜90°Cにて苛性化反応を行うことによりなるアラゴナイト結晶の炭酸カルシウム及び水酸化ナトリウム水溶液の製造方法。
IPC (7件):
C01F 11/18 ,  C01D 1/22 ,  C09D 7/12 ,  C09D201/00 ,  D21C 11/04 ,  D21H 17/67 ,  D21H 19/38
FI (7件):
C01F 11/18 A ,  C01D 1/22 Z ,  C09D 7/12 Z ,  C09D201/00 ,  D21C 11/04 C ,  D21H 17/67 ,  D21H 19/38
Fターム (34件):
4G076AA16 ,  4G076AB02 ,  4G076AB06 ,  4G076BA26 ,  4G076BB06 ,  4G076BC02 ,  4G076BD01 ,  4G076BD02 ,  4G076BE11 ,  4G076CA01 ,  4G076CA03 ,  4G076DA02 ,  4G076DA15 ,  4J038EA011 ,  4J038HA286 ,  4J038KA08 ,  4J038MA12 ,  4J038NA01 ,  4J038NA11 ,  4J038PB02 ,  4J038PC10 ,  4L055AG12 ,  4L055AG94 ,  4L055AH01 ,  4L055AH02 ,  4L055BC07 ,  4L055EA20 ,  4L055EA25 ,  4L055EA26 ,  4L055EA31 ,  4L055EA32 ,  4L055FA12 ,  4L055FA30 ,  4L055GA19
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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