特許
J-GLOBAL ID:200903062283420982

組織除去のための装置および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柏原 三枝子
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-536970
公開番号(公開出願番号):特表2008-516694
出願日: 2005年10月15日
公開日(公表日): 2008年05月22日
要約:
【課題】【解決手段】手術によって組織を選択的に除去するための、例えば侵害されている側窩および病的に狭窄している神経孔のような病気の脊椎構成物を拡張するための方法および器具を提供する。一つの実施例では、組織は、硬膜外針を通して硬膜外腔内に送り込まれた標準的な小型の内視鏡用具によって削摩、切除、除去、またはその他リモデリングできる。針の鋭利な先端部はひとたび硬膜外腔内に入ると、さらに安全に進めるために先端が鋭利でない機器に変換される。それまで鋭利であった針の先端をカバーするのに用いられる、特別に設計された硬膜外カテーテルは、光ファイバケーブルを含むこともできる。本発明の更なる実施例は、二重バレル硬膜外針、または硬膜外機器以外の、硬膜外腔内に用具を設置するための作業チャネルを設置するためのその他の手段を含む。本発明は、組織変更が行われる領域に隣接する易損性の神経および血管構成物を分離するバリアを含む、硬膜外腔内で安全に組織を変更できる特別な用具を含む。一つの実施例では、剥脱切断面を有する薄いベルトまたはリボンを含む組織剥脱装置が提供される。装置は、脊椎の神経孔を通して、椎間関節の前方境界線の周囲に設置できる。適切に設置することができれば、医師は、摩擦を利用した剥脱、即ち侵害組織を横切るようにリボンの剥脱面を滑らせることで、側窩および神経孔を拡張できる。任意で神経刺激装置を用いて、不注意による神経剥脱のリスクを減少させることができる。これに加えて、本発明内の電気による神経刺激能力を、神経刺激モニターと共に使用することで、外科医は神経の位置を決定できるようになり、作業バリアおよび硬膜外組織変更用具を安全に硬膜外に設置することがさらに改善されるようになる。装置は、任意で、リボンの剥脱面を、除去が望まれる組織の領域だけに曝す保護シースの中に設置してもよい。さらには、内視鏡を装置内に組み入れて、組織の安全な除去をモニタリングできる。最後に、リモデリング組織の表面に圧迫包帯を押しつけて設置するか、または脊椎管後方の侵害軟組織および骨の周囲を包むおよび、側面を張力をかけて引っ張る組織保持ストラップ、ベルトもしくはケーブルを設置することによって、硬膜外腔内での組織リモデリングを確実に行うことができる。【選択図】図61
請求項(抜粋):
外科的組織除去システムにおいて、 標的の解剖の形状に合うように構成された可撓性の細長い本体であって、前記本体が少なくとも1つのブレード縁部を有し、前記ブレード縁部は細長い本体の表面と同一平面にあり、さらに高さより実質的に広い幅を有するプロフィルを含む可撓性の細長い本体と、 少なくとも1つの窓を具えたバリアであって、前記細長い本体が前記バリアの中を動く時、前記ブレード縁部が前記窓を横切って動くように、可撓性の本体が内部に滑動的に配置されるバリアとを具えることを特徴とする外科的組織除去システム。
IPC (2件):
A61B 17/56 ,  A61F 2/44
FI (2件):
A61B17/56 ,  A61F2/44
Fターム (8件):
4C060LL01 ,  4C060LL04 ,  4C060LL08 ,  4C060LL15 ,  4C060LL16 ,  4C060MM24 ,  4C097AA10 ,  4C097BB01
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 外科用ヤスリ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-226098   出願人:マニー株式会社
  • ガイドされる骨用粗目やすり
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平8-522225   出願人:ダブリュ.エル.ゴアアンドアソシエイツ,インコーポレイティド
  • 外科用リボンヤスリ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-321360   出願人:山下宏之, マニー株式会社
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