特許
J-GLOBAL ID:200903062292790180

α,β-不飽和カルボン酸基を有するオルガノ珪素化合物の製造法、該化合物を含有する組成物及び光学異方性層

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-016143
公開番号(公開出願番号):特開2000-229985
出願日: 2000年01月25日
公開日(公表日): 2000年08月22日
要約:
【要約】【課題】 高い選択性を伴って、架橋可能な、α,β-不飽和カルボン酸基を有するオルガノ珪素化合物の製造法。【解決手段】 第一工程で、珪素に直接結合した水素原子を有するオルガノ珪素化合物(H)を、触媒としての金属又は白金族の化合物の存在下に、一般式(2):Ω-O-C(O)-CRH-CH2-Z (2)のオレフィン系不飽和化合物(U)と反応させて、一般式(3):-A-O-C(O)-CRH-CH2-Z (3)で示される基を有するオルガノ珪素化合物(E)にし、第二工程で、オルガノ珪素化合物(E)から、化合物:H-Zを除去する。【効果】 この方法は、工業的規模で実現可能である。
請求項(抜粋):
一般式(1):-A-O-C(O)-CR=CH2 (1)で示されるα,β-不飽和カルボン酸基を有するオルガノ珪素化合物(P)の製造法において、第一工程で、珪素に直接結合した水素原子を有するオルガノ珪素化合物(H)を、触媒としての金属又は白金族の化合物の存在下に、一般式(2): Ω-O-C(O)-CRH-CH2-Z (2)で示される、末端に二重結合又は三重結合を有するオレフィン系不飽和化合物(U)と反応させて、一般式(3): -A-O-C(O)-CRH-CH2-Z (3)で示される基を有するオルガノ珪素化合物(E)にし、第二工程で、オルガノ珪素化合物(E)から、化合物:H-Zを除去するが、この場合、Aは、二価の有機基を表し、Ωは、末端二重結合又は三重結合を有する一価の有機基を表し、Rは、H原子又はメチル基を表し、Zは、Cl、I、Br又は4-メチルトルオールスルホニルを表すことを特徴とする、オルガノ珪素化合物の製造法。
IPC (3件):
C07F 7/08 ,  B01J 27/10 ,  C07B 61/00 300
FI (4件):
C07F 7/08 J ,  C07F 7/08 Y ,  B01J 27/10 X ,  C07B 61/00 300
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る