特許
J-GLOBAL ID:200903062330440997

交流き電回路におけるPWM制御電車の高調波抑制方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-059347
公開番号(公開出願番号):特開平6-284514
出願日: 1993年02月25日
公開日(公表日): 1994年10月07日
要約:
【要約】【目的】 PWM制御により高速走行を行う電車が走行する交流き電回路において、PWM制御電車から発生する1000Hz〜2000Hz程度の高調波がき電回路で共振し拡大して、電力機器および通信機器等に悪影響を及ぼすのを防止する。【構成】 複線で構成される交流き電回路の特性インピーダンスにほぼ等しい抵抗RとコンデンサCをき電回路の末端に接続し、高調波に対して見掛け上無限長線路として、高調波が共振し拡大するのを防止する。更に、抵抗Rの電力損失軽減のため、抵抗Rに対するリアクタンス値が商用周波数では小さく、高調波共振周波数域では大きくなるリアクトルLを抵抗Rに並列接続する。
請求項(抜粋):
PWM制御により高力率で力行および回生を行う電車が高速走行する交流鉄道のき電回路において、上下線で構成されるき電回路の特性インピーダンスと近似したインピーダンス値を持つ、抵抗RおよびコンデンサCの直列回路よりなるCR装置をき電回路末端に設置することにより、PWM制御電車から発生する高調波が、き電回路の漂遊静電容量と電源および変圧器のインダクタンスで共振し拡大するのを抑制することを特徴とする交流き電回路におけるPWM制御電車の高調波抑制方法。
IPC (2件):
B60L 13/00 ,  B60M 3/00

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