特許
J-GLOBAL ID:200903062351722542
目的信号抽出方法及びその装置、目的信号抽出プログラム及びその記録媒体
発明者:
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
草野 卓
, 稲垣 稔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-094840
公開番号(公開出願番号):特開2004-302122
出願日: 2003年03月31日
公開日(公表日): 2004年10月28日
要約:
【課題】複数方向からの信号が混合されて受信された複数のセンサよりの観測信号を周波数領域でのブラインド信号分離(BSS)法を用いて目的信号を抽出する方法において、置換(Permutation)の問題が生じないようにする。【解決手段】目的信号源の与えられた方位に基づき、信号源とセンサ間の周波数応答の近似値H1(f)を求め、H1(f)を用いて目的信号を歪み無く抽出する拘束条件を満す初期値ベクトルt1(0)を求め、t1(0)を、独立成分分析により、出力信号が非ガウス性をより高めるように更新し、その更新したベクトルをそのノルムが上記拘束条件を満すように変更して分離ベクトルとする。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
複数の方向から到来する信号を複数のセンサで観測し、これら複数のセンサからの観測信号に基づき周波数領域でのブラインド信号分離方法を用いて目的信号を抽出する方法であって、
上記センサからの観測信号を周波数領域の信号に変換する手順と、
上記周波数領域の信号から、独立成分分析により各周波数での分離行列を算出する手順と、
上記分離行列と上記周波数領域の信号とを乗算し、その乗算結果を時間領域の信号に変換して目的信号を得る手順又は上記分離行列を時間領域の周波数応答に変換し、その周波数応答を上記観測信号に畳み込んで目的信号を得る手順を有し、
上記分離行列を算出する手順は、
目的信号源とセンサ間の周波数領域での周波数応答の事前知識を用いて、目的信号が歪み無く抽出される拘束条件を満す分離ベクトルを計算して分離ベクトルの初期値とする手順と、
上記分離ベクトルの初期値を、独立成分分析により、出力信号の非ガウス性をより高めるように変更する手順と、
上記変更したベクトルをそのノルムが上記拘束条件を満すように変更して上記分離行列の一成分とする手順とを有することを特徴とする目的信号抽出方法。
IPC (3件):
G10L15/20
, G10L15/28
, G10L21/02
FI (3件):
G10L3/02 301Z
, G10L3/00 511
, G10L3/02 301E
Fターム (5件):
5D015AA01
, 5D015BB01
, 5D015CC03
, 5D015DD02
, 5D015EE05
引用特許:
審査官引用 (1件)
-
音抽出方法及び装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平3-247526
出願人:株式会社小野測器, 藤井清人, 安倍正人, 曽根敏夫, 城戸健一
引用文献:
前のページに戻る