特許
J-GLOBAL ID:200903062368386376

吸水性樹脂及びこれを用いてなる吸収性物品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 櫻井 健一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-230989
公開番号(公開出願番号):特開2003-192732
出願日: 2002年08月08日
公開日(公表日): 2003年07月09日
要約:
【要約】【課題】加圧下における吸水性能が高い吸収性樹脂を提供し、さらにこれを用いた吸収性物品を提供することを目的とする。【解決手段】 加圧下5分吸水量?@が10〜35g/gであり、加圧下5分吸水量?Aが5〜30g/gであり、かつ保水量が30〜70g/gであることを特徴とする吸水性樹脂を用いる。また、液透過性の表面シート、液非透過性の裏面シート及び両シートの間に設けられた吸収体層を有する吸収性物品において、上記の吸水性樹脂(A)を含んでなる吸収体層(C)と、吸水速度が1〜30秒、保水量が20〜43g/g、全粒子の重量に対する150μm以下の粒子の含有割合が0〜3.0重量%である吸水性樹脂(B)を含んでなる吸収体層(D)とを備え、(C)が表面シート側、(D)が裏面シート側に重ねて配してなる吸収性物品を用いる。
請求項(抜粋):
測定法(1)によって測定される加圧下5分吸水量?@が10〜35g/gであり、測定法(2)によって測定される加圧下5分吸水量?Aが5〜30g/gであり、かつ測定法(3)によって測定される保水量が30〜70g/gであることを特徴とする吸水性樹脂。測定法(1):開口部の一方に目開き63μmの網(JIS Z8801-1976)を装着した内径25mm、長さ35mmの円筒管を垂直に立てて、これにロータップ試験篩振とう機及び標準篩(JIS Z8801-1976)を用いて調整した測定試料(目開き250〜500μmの粒度部分)0.160gを入れ、目開き63μmの網上で測定試料の厚みを均一として、これに直径24.7mm、厚さ8mmのアクリル板とこの直径より小さい200gの重りを配し、これら全ての重量(a)を測定する。水平に設置した直径85mmのシャーレ中の生理食塩水25g中に、上記円筒管の一部(測定試料及び63μmの網部分)を5分間浸漬し、引き上げ後円筒管全体を計量(b)し、次式から加圧下5分吸水量?@を算出する。【数1】測定法(2):重り200gを300gに変更する以外は測定法(1)と同様にして加圧下5分吸水量?Aを測定する。測定法(3):目開き63μmのナイロンメッシュ袋(10×20cm)に入れた測定試料1.000gを1リットルの生理食塩水に60分間浸漬させ、150Gで1.5分間遠心脱水させた後のナイロンメッシュ袋全体の重量(c)を測定し、次式から保水量を算出する。【数2】ただし、dはナイロンメッシュ袋のみを用いて同様の操作を行ったブランク重量である。
IPC (6件):
C08F220/06 ,  A61F 13/15 ,  A61F 13/49 ,  A61F 13/53 ,  A61L 15/60 ,  A61F 5/44
FI (5件):
C08F220/06 ,  A61F 5/44 H ,  A61F 13/18 307 A ,  A61F 13/18 307 E ,  A41B 13/02 D
Fターム (16件):
3B029BA17 ,  4C003AA07 ,  4C003AA23 ,  4C003AA26 ,  4C003AA27 ,  4C003DA04 ,  4C003GA02 ,  4C098AA09 ,  4C098CC02 ,  4C098CC03 ,  4C098DD05 ,  4J100AJ02P ,  4J100AM24Q ,  4J100CA04 ,  4J100JA50 ,  4J100JA57
引用特許:
審査官引用 (6件)
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