特許
J-GLOBAL ID:200903062373637964
経頭蓋磁気刺激に使用される刺激レベルの特定方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
矢口 太郎
, 山口 康明
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-541342
公開番号(公開出願番号):特表2007-511328
出願日: 2004年11月17日
公開日(公表日): 2007年05月10日
要約:
【解決手段】 患者における誘起運動を検出し、TMS刺激パルスと相互に関連付け、患者の運動閾値刺激レベルを特定する。有効刺激が発生したとの直接的な視覚または音声フィードバックがオペレーターに提供され、オペレーターはそれに従って刺激を調節しすることができる。オペレーターの介入または介入なしに、前記運動閾値刺激レベルへの収束を命令するように、検索アルゴリズムが使用されてもよい。運動検出器を使用するか、または前記運動検出器の代りに直接運動誘起電気(MEP)測定装置を使用して、誘起神経電圧を測定し、前記測定した神経的変化をTMS刺激に相互に関連付ける。運動閾値を表すその他の信号を検出して前記TMS刺激パルスに相互に関連付けてもよい。例えば、患者の前額部に配置されたEEGリード線の小さなサブセットでの左右非対称変化、または皮膚伝導性、呼吸変調、反射反応および同種のものの高速自動反応が検出されてもよい。また、運動皮質運動閾値方法以外の技術を使用して、TMS研究のための適切な刺激レベルが特定される。例えば、局所的超音波を使用して、治療領域の皮膚組織の深度を特定することもできる。神経細胞の興奮性と伴に考慮して、治療のための前記刺激レベルを特定してもよい。あるいは、局所的インピーダンスプローブまたは、そのQ係数が組織ローディングによって変化するコイルおよび検出回路を使用して、皮質深度を検出してもよい。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
患者の経頭蓋磁気刺激で用いる、患者の運動皮質の刺激に対する患者の運動閾値(motor threshold)レベルを特定するためのシステムであって、
前記患者に適用するのための経頭蓋磁気刺激(Transcranial Magnetic Stimulation:TMS)場を生成する刺激磁石と、
前記刺激磁石にTMS場を生成させる刺激信号を出力する経頭蓋磁気刺激(TMS)装置と、
前記TMS場の適用中に運動閾値を表す患者の状態の変化を検知し、検知された信号を出力する検知装置と、
前記刺激信号及び前記検知された信号に応答する検出器であって、運動閾値を表す患者の状態で検知された変化が刺激信号によって誘発されたかどうかを特定し、前記検知された変化と前記刺激信号の相関関係を表す相関信号を出力するものである、前記検出器と
を有するシステム。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (2件):
引用特許:
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