特許
J-GLOBAL ID:200903062423696975

車両用の乗員拘束具膨張方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-049809
公開番号(公開出願番号):特開平7-315156
出願日: 1995年03月09日
公開日(公表日): 1995年12月05日
要約:
【要約】【目的】車両用の膨張式乗員拘束具(エアバッグ)の内部流体圧力を速やかに高めて、乗員を速やかに保護できるようにする。【構成】乗員拘束装置が水平から約30度傾いてシートクッションに内蔵され、ドア18に衝撃が加わるとインフレータ20が付勢されて、マニホルド22を介してエアバッグ12に膨張流体を噴出し、エアバッグが車両シート16とドア18との間で膨張する。エアバッグはドア及びシートに押圧状態で膨張するので膨張に対する抵抗作用が生じるので、該抵抗作用がない場合に比べて容積の増大が小さいので内部圧力の上昇速度を大きくでき、例えば、膨張用流体の流入開始時点から約6〜8ミリ秒後に最大内部圧力の約70〜100%の内部圧力に達することができる。乗員拘束装置をドア側に内蔵してもよく、エアバッグに紐帯が掛かるようにして容積を制限することにより内部圧力上昇速度を高めてもよい。
請求項(抜粋):
車両用の膨張式乗員拘束具を膨張させる方法において、膨張用流体を拘束具へ導き流入させて拘束具を車両内の車両シートと車両側部との間で膨張させ、該膨張用流体が拘束具へ流入するにつれて拘束具の内部流体圧力を最大内部流体圧力へ向かって上昇させる流体案内ステップと、流体案内ステップの少なくとも一部の期間に拘束具に制約を加えて拘束具の膨張に対する抵抗作用が生じるようにする拘束具制約ステップとを含み、拘束具制約ステップは、膨張用流体が拘束具へ流入し始めてから約6〜8ミリ秒後に、内部流体圧力が最大内部流体圧力の約70〜100%となる容積である制約容積に、拘束具の容積を到達させることを特徴とする乗員拘束具膨張方法。
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 自動車のエアバツグ構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-201893   出願人:日産自動車株式会社
  • 特開昭50-047334
  • 特開平4-166452
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