特許
J-GLOBAL ID:200903062466340465

無線通信システムおよび無線カード

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-291062
公開番号(公開出願番号):特開平9-135189
出願日: 1995年11月09日
公開日(公表日): 1997年05月20日
要約:
【要約】【課題】従来の逓倍回路などを用いたものに比べて不要輻射が少なく、不要輻射防止のための部材を必要としない無線通信システムを提供する。【解決手段】無線カードリーダ・ライタ10は、電力波f1 の第1の周波数を1/4分周した第2の周波数をデータ波f2 に用いる。無線カード20は、電力波用アンテナ21で受信した無線カードリーダ・ライタ10からの電力波f1 を整流回路22で変換して動作電源+Bとする。また、受信した電力波f1 の一部を分周回路23で1/4分周して変調回路27に送り、CPU28からの応答信号で変調し、応答波f3 として、CPU28で制御される送受信切換スイッチ25を介してデータ波用アンテナ24から送信する。データ波用アンテナ24で受信した無線カードリーダ・ライタ10からのデータ波f2 は、送受信切換スイッチ25を介して復調回路26に送り、データ信号を復調してCPU28に送る。
請求項(抜粋):
外部の通信装置と無線カードとの間で無線による送受信を行なう無線通信システムであって、前記通信装置は、前記無線カードに対して第1の周波数で大きな電力で無変調の電力波、および、前記第1の周波数を分周した前記第1の周波数よりも低い第2の周波数で微弱な電力をデータ信号で変調したデータ波をそれぞれ送信するとともに、前記無線カードから送信される応答波を受信し、前記無線カードは、前記通信装置から送信される電力波を電力波用アンテナで受信し、この受信した電力波を整流回路で直流電力に変換して動作電源とするとともに、前記受信した電力波の一部を分周回路で分周することにより前記第2の周波数として変調回路に与え、かつ、前記通信装置から送信されるデータ波をデータ波用アンテナで受信し、この受信したデータ波を制御手段により切換制御される送受信切換スイッチを介して復調回路に与えてデータ信号に復調し、この復調されたデータ信号を前記制御手段に与え、前記制御手段は応答信号を前記変調回路に与えて前記分周回路から与えられた前記第2の周波数を変調することにより応答波を生成し、この生成した応答波を前記送受信切換スイッチを介して前記データ波用アンテナから前記通信装置に対して送信するように構成したことを特徴とする無線通信システム。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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