特許
J-GLOBAL ID:200903062495111483

破砕屑から鉄と銅を識別分離回生する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 茶野木 立夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-079068
公開番号(公開出願番号):特開平7-286961
出願日: 1994年04月18日
公開日(公表日): 1995年10月31日
要約:
【要約】【目的】 常温破砕後の磁性を有する鉄スクラップ群中から鉄と銅を識別分離回生する。【構成】 1)常温破砕後のスクラップ片のうち磁性を有するスクラップ群を連続的に搬送し;2)搬送中のスクラップ群のカラー画像を撮像し;3)該カラー画像信号より該画像中の全ての銅含有スクラップの位置(X,Y)情報を求め;4)該位置(X,Y)情報と該画像撮像時刻から個々の銅含有スクラップが搬送される時間遅れを計算し、該分離手段に到達したときに該分離手段を駆動させて銅含有スクラップとして分離し;他のスクラップを銅を含有しない鉄スクラップとして分離し;5)該分離手段で銅含有スクラップとして分離されたスクラップを冷媒用液化ガスを用いて鉄の脆性破壊温度以下に冷却して衝撃破壊し;6)衝撃破壊の結果生成される破砕屑を磁気的に選別し鉄スクラップと銅スクラップとに分離する;ことにより、常温破砕後のスクラップ片のうち磁性を有するスクラップ群から鉄と銅を識別分離回生する。
請求項(抜粋):
1)常温破砕後のスクラップ片のうち磁性を有するスクラップ群を連続的に搬送し;2)搬送中のスクラップ群のカラー画像を撮像し;3)該カラー画像の輝度(I)信号から該画像中の個々のスクラップを個体認識するとともに各スクラップの総面積Stすなわち総画素数を求め;該カラー画像の色相角度(H)信号と彩度(S)信号から各画素が銅であるか否かを判別するとともに各スクラップ中の銅面積すなわち銅と判別された画素数を求め;各スクラップの銅面積SCuと総面積Stの比R=SCu/Stから銅含有スクラップであるか否かを識別し;該画像中の全ての銅含有スクラップの位置(X,Y)情報すなわち該画像中のスクラップの重心位置を求め;4)該位置(X,Y)情報と該画像撮像時刻から個々の銅含有スクラップが分離手段まで搬送される時間遅れを計算し、該分離手段に到達したときに該分離手段を駆動させて銅含有スクラップとして分離し;他のスクラップを銅を含有しない鉄スクラップとして分離し;5)該分離手段で銅含有スクラップとして分離されたスクラップを冷媒用液化ガスを用いて鉄の脆性破壊温度以下に冷却して衝撃破砕し;6)衝撃破砕の結果生成される破砕屑を磁気的に選別し鉄スクラップと銅スクラップとに分離する;ことにより、常温破砕後のスクラップ片のうち磁性を有するスクラップ群から鉄と銅を識別分離回生する方法。
IPC (5件):
G01N 21/84 ,  B03C 1/30 ,  B07C 5/34 ,  G01N 21/27 ,  B09B 5/00 ZAB
引用特許:
審査官引用 (2件)

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