特許
J-GLOBAL ID:200903062551176640

容量可変型圧縮機における流量検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-037962
公開番号(公開出願番号):特開2007-218139
出願日: 2006年02月15日
公開日(公表日): 2007年08月30日
要約:
【課題】本願発明の目的は、流量零時の可動体位置を正確に定めることができる流量検出装置を提供することにある。【解決手段】吐出流量が全く無い状態で、仮想線のように副スプリング47は自由長の状態にある主スプリング46の上端より突出した自由長の状態に有る。微小冷媒ガスを吐出すると、スプール42は差圧により、筒状部43と主スプリング46との間に若干の隙間が存在する実線位置まで副スプリング47を撓ませる。この状態で磁気センサー56から出力する検出値を零と設定する。スプール42は一方から弱い流体圧力を受け、他方から副スプリング47の付勢力を受けるため、可動体の精度、ばね荷重のばらつき、取り付け公差あるいはスプリングの自由長のばらつき等に関係なく流量零時のスプール42の位置が確定され、流量検出装置35は、ばらつきを生じること無く実際の流量変化を出力することができる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
ハウジング内に駆動軸と複数のシリンダボア及びピストンが設置され、前記駆動軸の回転に伴い駆動軸の軸線方向に往復運動する斜板によって前記ピストンが駆動されるとともに容量制御装置によって前記斜板の傾斜角が制御され、前記ピストンのストロークを変化するように構成した容量可変型圧縮機において、 前記ハウジング内にもしくはハウジング外のケース内に密封室を形成し、前記密封室に冷媒ガスの流量変化に応じた流体圧力により移動する可動体を収容し、前記可動体に磁石を取り付けるとともに前記ハウジングもしくは前記ケースの外方に前記磁石と対向する磁気センサーを配設し、前記可動体を前記流体圧力に釣り合うばね力を有する少なくとも1つの主スプリングと前記主スプリングよりも弱いばね力を有する副スプリングによって前記流体圧力と対抗する方向に付勢したことを特徴とする容量可変型圧縮機における流量検出装置。
IPC (1件):
F04B 27/14
FI (1件):
F04B27/08 S
Fターム (5件):
3H076AA06 ,  3H076BB32 ,  3H076BB41 ,  3H076CC84 ,  3H076CC98
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 容量可変型圧縮機の制御弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-140244   出願人:株式会社豊田自動織機
  • 実開昭63-177715号公報
  • 実開平4-96026号公報

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