特許
J-GLOBAL ID:200903062555720093
質量分析装置を用いた定量分析方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
井上 学
, 戸田 裕二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-204874
公開番号(公開出願番号):特開2008-256667
出願日: 2007年08月07日
公開日(公表日): 2008年10月23日
要約:
【課題】同位体標識法を用いないで定量解析する場合、分析データの信頼性を評価する手法を提供する。【解決手段】分析成分と同時に検出される内部標準物質を液体クロマトグラフの移動相や溶出液に混合させ、定量分析阻害要因が発生しない条件下で、内部標準物質由来イオンのマスクロマトグラムを取得し、データ解析部に記録させる。次に、分析サンプルを混合して試料の分析データを取得し、データ解析部において分析実時間で内部標準物質由来イオンの強度をブランク試料のものと比較する。不一致が検出されると定量分析阻害要因が発生したと判断し、分析モードをタンデム質量分析の優先度が低い定量分析モードからタンデム質量分析を優先させる定性分析モードに変更させて、分析実時間で内部標準物質由来イオンの強度をブランク試料のものと一致すれば、再度定量分析モードに変更させる。一致する時間帯には分析データを収集して高効率・高精度に分析を行う。【選択図】図1
請求項(抜粋):
液体クロマトグラフ/質量分析装置を用いた分析方法において、
標準物質を分析溶液に混合する工程と、
該分析溶液に分析サンプルを混合しない状態で該標準物質に由来するイオンの第一のマスクロマトグラムを取得する工程と、
該分析溶液に該分析サンプルを混合した状態で該標準物質に由来するイオンの第二のマスクロマトグラムを取得する工程と、
該第一と第二のマスクロマトグラムのレベル調整を行う工程と、
該第一と第二のマスクロマトグラムの不一致度を算出し、あらかじめ記憶している不一致度閾値と比較する工程と、
該不一致度が、該不一致度閾値よりも小さい状態である分析時間帯を検出する工程と、
該分析時間帯において取得した分析サンプルの分析データを収集する工程とを持つこと
を特徴とする分析方法。
IPC (1件):
FI (2件):
G01N27/62 V
, G01N27/62 X
Fターム (15件):
2G041CA01
, 2G041DA05
, 2G041DA09
, 2G041DA18
, 2G041EA04
, 2G041EA12
, 2G041FA10
, 2G041GA09
, 2G041GA20
, 2G041HA01
, 2G041LA08
, 2G041LA12
, 2G041MA05
, 5C038HH28
, 5C038HH30
引用特許:
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