特許
J-GLOBAL ID:200903062607820652

機械加工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宇井 正一 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-042827
公開番号(公開出願番号):特開平6-254741
出願日: 1993年03月03日
公開日(公表日): 1994年09月13日
要約:
【要約】【目的】 曲面を有するワークと工具との間の干渉を自動的に回避しつつ連続加工する機械加工方法を提供する。【構成】 X、Y、Zの3軸直交直線送り軸と、A、Bの少なくとも一つの回転送り軸とからなるNC工作機械を用いたボールエンドミルによる機械加工方法であり、ワーク形状データを記憶する第1段階、工具の先端部の工具中心点と工具を把持する工具ホルダまたは工具ホルダを把持する主軸の最外側部とを結ぶ円錐形状干渉モデルの形状データを記憶する第2段階、予め指令した工具経路に沿って工具を送りつつワーク形状データと円錐形状干渉モデルの形状データとからワークと工具とが干渉するか否かを判別し、判別結果が干渉無しのときはそのまま加工を続行し、干渉有りのときは回転送り軸を回転して干渉回避するようワークと工具のなす相対姿勢を変更し、加工を続行する第3段階から構成する。
請求項(抜粋):
X軸、Y軸、Z軸の互いに直交する3つの直線送り軸と、X軸の回りに回転するA軸またはY軸の回りに回転するB軸の内少なくとも一つの回転送り軸とを有するNC工作機械を用い、先端に円弧状切刃を有する工具を前記NC工作機械の回転主軸に装着してワークを加工する機械加工方法において、加工するワークの形状を表すデータとしてのワーク形状データを記憶する第1段階と、前記工具の先端部の工具中心点と、前記工具を把持する工具ホルダまたは前記工具ホルダを把持する主軸の最外側部とを結んで得られる円錐形状干渉モデルの形状データを記憶する第2段階と、予め指令した工具経路に従って前記工具を送りつつ、前記ワーク形状データと前記円錐形状干渉モデルの形状データとから前記ワークと前記円錐形状干渉モデルとが干渉するか否かを判別し、前記判別の結果、干渉無しと判別されたときはそのまま加工を続行し、前記判別の結果、干渉有りと判別されたときは前記回転送り軸を回転して前記干渉を回避するよう前記ワークと前記工具とのなす相対姿勢を変更し、加工を続行する第3段階と、からなることを特徴とする機械加工方法。
IPC (2件):
B23Q 15/00 301 ,  G05B 19/403
引用特許:
審査官引用 (1件)

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