特許
J-GLOBAL ID:200903062643795699
リクライニング装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
三浦 邦夫
, 安藤 大介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-007254
公開番号(公開出願番号):特開2009-165647
出願日: 2008年01月16日
公開日(公表日): 2009年07月30日
要約:
【課題】外歯歯車と内歯歯車の一方と他方に設けた大径の円形穴と小径の円筒部の間の偏心空間に一対の楔状部材を挿入し、楔打ち込み方向に付勢された該一対の楔状部材を楔解除部材の回転によって楔解除方向に移動させるリクライニング装置において、楔状部材の摺動円滑性を向上させ、異音や偏摩耗を防ぐ。【解決手段】一対の楔状部材のそれぞれにおける楔解除部材に押圧される側の端部に、楔解除部材の回転軸に沿う方向に位置を異ならせて、内歯歯車及び外歯歯車側との摺動面である外筒面と内筒面を両側面とし、かつ楔解除部材の当接面を有する通常肉厚部と、この外筒面と内筒面の延長仮想面によって定義される肉厚よりも薄肉の潤滑剤流入部とを形成したことを特徴とするリクライニング装置。【選択図】図7
請求項(抜粋):
シートクッションとシートバックのいずれか一方に、該シートバックの傾動中心部に位置させて固定される外歯歯車と、
該外歯歯車の外歯に噛み合う該外歯よりも歯数が多い内歯が形成され、シートクッションとシートバックの他方に固定される内歯歯車と、
外歯歯車と内歯歯車の一方と他方にそれぞれの軸を中心として設けられた大径の円形穴と該円形穴より小径の円筒部と、
上記円形穴の内面と円筒部の外面の間の偏心空間に挿入される、中心軸位置が異なる外筒面と内筒面を有し該外筒面と内筒面を結ぶ幅方向の肉厚が楔状に変化する一対の楔状部材と、
該一対の楔状部材を、上記外歯歯車と内歯歯車の相対運動を規制する楔打ち込み方向に付勢する付勢手段と、
上記円筒部の内筒部に回転可能に支持され、一対の楔状部材の端部に当接して押圧し、上記付勢手段による楔打ち込み方向と反対の緩み方向へ回転させることにより、外歯歯車と内歯歯車の一方を他方に対して偏心運動させながら外歯と内歯の噛合位置を変化させる楔解除部材と
を備えたリクライニング装置において、
上記一対の楔状部材のそれぞれの上記楔解除部材に押圧される側の端部に、上記楔解除部材の回転軸に沿う方向に位置を異ならせて、
上記外筒面と内筒面を両側面とし、上記楔解除部材の当接面を有する通常肉厚部と;
上記外筒面と内筒面の延長仮想面によって定義される肉厚よりも薄肉の潤滑剤流入部と;
を形成したことを特徴とするリクライニング装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (4件):
3B099AA05
, 3B099BA04
, 3B099CA20
, 3B099CB05
引用特許:
出願人引用 (1件)
審査官引用 (3件)
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リクライニング装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-307044
出願人:シロキ工業株式会社
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車両座席用取り付け具
公報種別:公表公報
出願番号:特願2006-552490
出願人:カイペルゲーエムベーハーアンドカンパニーカーゲー
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両方向トルクリミッタ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-064625
出願人:エヌティエヌ株式会社
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