特許
J-GLOBAL ID:200903062654296910

複機能型給湯装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 昇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-058917
公開番号(公開出願番号):特開平11-241860
出願日: 1998年02月24日
公開日(公表日): 1999年09月07日
要約:
【要約】【課題】 1缶2水路型の給湯装置において、他用途燃焼を実行中に給湯栓が緩んでいても、高温湯の漏れを防止できるようにする。【解決手段】 共通の熱交換部2に、給湯系配管10と追焚系配管20(他系配管)が通っている。給湯栓14が開くと、フローセンサFL1で閾流量以上の水流を検出し、これに応答して燃焼部1での燃焼を実行し、給湯系配管10を流れる水を熱交換部2で加熱する。追焚単独実行中に給湯栓14が緩んでいてここから水が漏れている場合、フローセンサFL1ではこれを検出できない。この場合、給湯系配管10の受熱管11のベンド部に設けた温度センサTHZと、受熱管11の出口端近傍に設けた温度センサTHOUTでの検出温度の差から、この微小漏れを検出する。この微小漏れ検出に応答して、給湯管13の流量制御弁GM1を全閉にし、バイパス管16の流量制御弁GM2を全開にする。
請求項(抜粋):
共通の燃焼部と、この燃焼部からの熱を受ける共通の熱交換部と、この熱交換部を通る給湯系配管および他系配管と、制御手段とを備え、上記給湯系配管が、上記熱交換部を通る受熱管と、この受熱管の入口端に接続された給水管と、受熱管の出口端に接続された給湯管とを有し、上記給湯系配管には、閾流量以上の水の流れを検出するフローセンサと流量制御弁が設けられるとともに、その末端には給湯栓が設けられ、上記制御手段は、上記フローセンサで閾流量以上の水の流れを検出した時に、燃焼部の燃焼を制御して、給湯栓からの出湯温度を制御し、上記フローセンサで閾流量以上の水の流れを検出せずに、他用途燃焼要求を受けた時には、燃焼部での燃焼を実行して他系配管を流れる水を加熱するとともに、上記流量制御弁を所定開度で待機させ、さらに、給湯系配管における上記閾流量未満の微小流量の水の流れを検出できる微少流量検出手段を備え、上記制御手段は、上記他用途燃焼実行中に、この微小流量検出手段で給湯系配管の水の流れを検出した時に、上記流量制御弁を開度減少方向に制御することを特徴とする複機能型給湯装置。
引用特許:
審査官引用 (5件)
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