特許
J-GLOBAL ID:200903062697596284
赤外線撮像装置および画像補正方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
宮田 金雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-293787
公開番号(公開出願番号):特開平10-142065
出願日: 1996年11月06日
公開日(公表日): 1998年05月29日
要約:
【要約】【課題】 どのような練度の使用者が使用しても出力する画像品質が安定し、またキャリブレーション操作が使用者の負担にならないよう、キャリブレーションを行うタイミングを自動生成し、自動でキャリブレーションを行う赤外線撮像装置を得る。【解決手段】 赤外レンズ1、二次元赤外線検知素子を持つ赤外線検知器3、アンプ4、サンプルホールド回路5、A/D変換器6、D/A変換器8、撮像制御器9、画像補正用シャッタA12、画像補正器A13と、感度ばらつき測定器14を具備し、あらかじめ設定された時間画像補正用シャッタA12が閉じている間の画像データから、感度ばらつき測定器14が輝度の偏差の平均値を求めて感度ばらつきを測定することによりばらつき具合を判定し、撮像制御器9がキャリブレーション指令を出力する。
請求項(抜粋):
目標物体から放射される赤外光を集光し結像するための赤外レンズと、上記赤外レンズの結像した赤外光の像を赤外線検知素子により光電変換する赤外線検知器と、上記赤外線検知器の出力信号を画像信号に変換する変換回路と、上記画像信号を信号処理し上記赤外線検知素子のばらつきを補正する補正回路とから構成される赤外線撮像装置において、赤外光を遮断する遮断手段と、あらかじめ設定された時間間隔で第一の遮断指令を上記遮断手段に発生する手段、キャリブレーションの要求信号を受けてからキャリブレーション指令を上記補正回路に発生し、かつ第二の遮断指令を上記遮断手段に発生する手段とを有する制御手段と、上記遮断手段により赤外光が遮断されている間に上記補正回路で信号処理された上記画像信号から各画素ごとに求めた輝度の偏差の平均値を求めて感度ばらつきを測定する感度ばらつき測定手段と、上記輝度の偏差の平均値が一つ前に行われたキャリブレーションで測定された上記輝度の偏差の平均値とあらかじめ設定された値との積、又は和より大きいときに上記キャリブレーションの要求信号を上記制御手段に発生する感度ばらつき判定手段とを備えたことを特徴とする赤外線撮像装置。
IPC (2件):
FI (2件):
引用特許: