特許
J-GLOBAL ID:200903062709450027

スラリー氷の製造方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 秋山 泰治 ,  秋山 佳子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-164555
公開番号(公開出願番号):特開2005-003231
出願日: 2003年06月10日
公開日(公表日): 2005年01月06日
要約:
【課題】氷結晶の剥離性を低下させることなく、かつ、スラリー氷の円滑な排出を阻害することなく、氷含有量を調整してスラリー氷を製造する。【解決手段】蒸発器6、圧縮機3、凝縮器4、膨張弁5からなる冷凍サイクル2であって、供給ポンプ11を配設した供給管路7を蒸発器6の内管の入口6cに接続する一方、出口6dに排出管路8を接続する。また、冷凍サイクル2の冷媒を、蒸発器6の、外管と内管との間に形成される環状空間に流入口6aを通して供給し、流出口6bを通して排出する。また、ブラインを供給回路7および供給ポンプ11を介して蒸発器6の内管に供給して蒸発器6の内管内で回転する回転部材によって撹拌し、蒸発器6の内管の内周面に生成された氷結晶をブライン内に遊離させ、スラリー氷を排出管路8に排出する。そして、排出管路8と、供給ポンプ11の下流側の供給管路7との間に循環ポンプ12を配設したバイパス管路9を接続する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
円筒状外管と、外管内に挿入された円筒状内管と、内管内に回転自在に設けられた回転部材と、を備え、外管の内周面と内管の外周面との間に形成された環状空間に連通する冷媒の流入口および流出口を設けるとともに、内管に連通するブラインの入口および出口を設けてなる蒸発器と、圧縮機と、凝縮器と、膨張弁と、からなる冷凍サイクルであって、冷凍サイクルを循環する冷媒を流入口を通して環状空間に供給するとともに、流出口を通して排出し、ブラインを供給管路および供給ポンプを介して入口を通して内管に供給するとともに、そのブラインを回転する回転部材によって撹拌して内管の内周面に生成された氷結晶をブライン内に遊離させ、スラリー氷を出口を通して排出管路に排出するスラリー氷の製造方法において、循環ポンプを介してスラリー氷を排出管路、バイパス管路、供給管路および蒸発器の内管の間を循環させる一方、ブラインを供給ポンプを介して供給管路に供給するとともに、供給ポンプによるブラインの供給量に相当する流量のスラリー氷を排出管路の他端から排出することを特徴とするスラリー氷の製造方法。
IPC (2件):
F25C1/14 ,  F25C1/00
FI (2件):
F25C1/14 D ,  F25C1/00 A
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特許第3251187号
  • 氷蓄熱用設備
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-024350   出願人:三井造船株式会社
  • 特開平1-219437
審査官引用 (3件)
  • 特許第3251187号
  • 氷蓄熱用設備
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-024350   出願人:三井造船株式会社
  • 特開平1-219437

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