特許
J-GLOBAL ID:200903062733660490

ヘミング成形金型

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 保 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-037881
公開番号(公開出願番号):特開2000-237831
出願日: 1999年02月16日
公開日(公表日): 2000年09月05日
要約:
【要約】【課題】 成形ワークの端部を折り返して縁取り加工するいわゆるヘミング成形金型にあって、ヘミング端部予備曲げ機構の復帰動作の確実性を高めることで、金型としての信頼性向上を図ったヘミング成形金型を提供する。【解決手段】 成形ワークとしてアウタパネル2とインナパネル3からなる自動車ボディのドアフレーム1に対して、両端のヘミング部フランジ2a、3aと2b、3b同士が端部予備曲げ機構203のヘミングパンチ214に所定角度だけ折り返された後、所要の遅延タイミングで強制戻しレバー121が下降して、端部予備曲げ機構203のカムローラ216の交換用として保管保持されている強制戻しローラ231に当接し、端部予備曲げ機構203の全体を原位置に引き戻す。この引き戻しはリターンスプリング215の復帰付勢力と共働で行われる。リターンスプリング215が使用不能となった場合でも、強制戻しレバー121単独で十分に機能を発揮する。
請求項(抜粋):
下型に成形ワークが端部を垂直方向に立ち上げた状態でセットされ、端部予備曲げ機構に備わるヘミングパンチを上型の下降動作に連動させて成形ワークの端部の上端に斜めから押し当てることにより、成形ワークの端部を所定の角度に折り曲げて傾倒させた後に前記端部予備曲げ機構の全体をリターンスプリングによって原位置に復帰する方向へ後退動作させて、その後退動作に所要の遅延タイミングで上型のスタンプパンチを降下させることにより、傾倒状態の成形ワークの端部をさらに加圧して折り重ねて縁取りするヘミング成形金型であって、前記上型の下降動作に連動して前記端部予備曲げ機構を強制的に原位置の方向へ前記リターンスプリングと共働して後退させるための強制戻し機構が備わっていることを特徴とするヘミング成形金型。
IPC (2件):
B21D 39/02 ,  B21D 19/08
FI (2件):
B21D 39/02 E ,  B21D 19/08 C
引用特許:
審査官引用 (3件)

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