特許
J-GLOBAL ID:200903062751940263

傾斜誘電率電気絶縁モールド製造方法及び電気絶縁モールド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村瀬 一美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-066356
公開番号(公開出願番号):特開2006-252893
出願日: 2005年03月09日
公開日(公表日): 2006年09月21日
要約:
【課題】 導体に発生する電界強度分布の実態に応じた任意の方向あるいは分布の誘電率の傾斜を実現可能とする。モールド樹脂と比重が同じ或いは近似した高誘電率の充填材を用いて誘電率を傾斜可能とする。固体絶縁物を薄くしても絶縁破壊を起こし難くする。【解決手段】 液相から固相へ相変化可能な絶縁材料を母材6とし、液相の母材6に該母材6の誘電率よりも高い誘電率でかつ母材6中に分散可能な充填材4を加えて混合物とし、該混合物で導体5を覆った状態で導体5に電圧を印加しながら混合物を固化ないし硬化させることにより、導体5から発生する電界の少なくとも不平等電界部分8に電界勾配力によって充填材4を集めて、電力機器用絶縁モールドの高電界となる部分の電界強度を弱め、全体として電界強度の変化を緩やかにしたり電界強度を一定にするようにしている。【選択図】図4
請求項(抜粋):
導体を絶縁材料で覆って固める電気絶縁モールド製造方法において、液相から固相へ相変化可能な絶縁材料を母材とし、液相の前記母材に該母材の誘電率よりも高い誘電率を有すると共に前記母材中に分散可能な充填材を加えて混合物とし、該混合物で前記導体を覆った状態で前記導体に電圧を印加しながら前記混合物を固化ないし硬化させることにより、前記導体から発生する電界の不平等電界部分に電界勾配力によって前記充填材を集めることを特徴とする傾斜誘電率電気絶縁モールドの製造方法。
IPC (2件):
H01B 19/00 ,  H01B 17/56
FI (2件):
H01B19/00 331 ,  H01B17/56 Z
Fターム (6件):
5G333AA09 ,  5G333AB05 ,  5G333BA01 ,  5G333CA03 ,  5G333CB19 ,  5G333DA03
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (5件)
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