特許
J-GLOBAL ID:200903062764938926

異収縮混繊糸の製法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 磯野 道造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-123097
公開番号(公開出願番号):特開平9-310220
出願日: 1996年05月17日
公開日(公表日): 1997年12月02日
要約:
【要約】【課題】 製造プロセスを簡略化して生産コストを削減させるとともに、効率ならびに品質の良い異収縮混繊糸の製法を提供すること。【解決手段】 単一の紡糸口金であるが2つのフィラメント束に分割する紡糸口金もしくは隣接する2つの紡糸口金から構成する紡糸装置を利用するものであって、紡糸口金から押し出す1つのフィラメント束を熱処理した後で集束オイリングして低収縮糸を得るとともに、もう1つのフィラメント束は熱処理を経ずに冷却風による急冷却のみとし、かつ遅らせて集束オイリングすることで高収縮糸を得てから、さらに、これらの高収縮糸および低収縮糸をゴデットローラを介して張力調整した後に、圧空交絡器の内部で混繊を行い、巻き取って異収縮混繊糸を得る。
請求項(抜粋):
(a)フィラメント束を単一の紡糸口金から押し出して2糸条とするか、あるいは2つの紡糸口金から押し出して2糸条とするステップと、(b)紡糸口金から吐出した2糸条を冷却風により冷却するステップと、(c)一方の糸条を糸道加熱処理してから集束オイリングし、伸度が小さい低収縮糸を得るとともに、他方の糸条を糸道加熱処理せずに、時間を遅らせて集束オイリングし、高収縮糸を得るステップと、(d)ゴデットローラを介して前記した高収縮糸および低収縮糸の引取張力を調整した後、合糸して混繊を行うステップと、(e)適切な引取速度により巻き取りを行って異収縮混繊糸を得るステップと、を備えることを特徴とする異収縮混繊糸の製法。
IPC (4件):
D01D 5/08 ,  D01F 6/62 301 ,  D01F 6/62 303 ,  D02G 1/18
FI (4件):
D01D 5/08 G ,  D01F 6/62 301 F ,  D01F 6/62 303 K ,  D02G 1/18
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • ポリエステル混繊糸の製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-086397   出願人:帝人株式会社
  • 特開昭60-126316
  • 特開昭61-083306
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