特許
J-GLOBAL ID:200903062784954677

ハロゲン化アルキルを用いるテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート誘導体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 箕浦 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-134478
公開番号(公開出願番号):特開平9-295985
出願日: 1996年05月01日
公開日(公表日): 1997年11月18日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 ポリスチレン等のポリオレフィン製造触媒成分の着色を抑えた製造方法、しいてはポリオレフィン等製造時のポリマーの着色を抑える。【解決手段】 エーテル系溶媒中、一般式1C6 F5 X [1](Xは塩素等を示す。)のものとMgから一般式2C6 F5 MgX [2]の誘導体を調製し、次に一般式3BX3 [3]のホウ素化合物の60°C以上の沸点の溶媒溶液と該誘導体のエーテル系溶媒の溶液と混合した後、50°C〜溶媒沸点で加熱後、一般式4A-Cl [4](AはR1 R2 R3 NH等、R1 、R2 、R3 は同一或いは相異なるC1 〜C6 のアルキル基を表す。)のアミンの塩酸塩等を添加し、一般式5A[B(C6 F5 )4 ] [5]のボレートの製造方法において、一般式2のグリニャール試薬調製時に一般式6R5 X [6](R5 はC1 〜C6 の低級アルキル基を表す。)のハロゲン化アルキルを添加する色調の良いボレートの製造方法。
請求項(抜粋):
エーテル系溶媒中、一般式[1]C6 F5 X [1](式中、Xは塩素、臭素或いはヨウ素を示す。)で表されるハロゲン化ペンタフルオロベンゼンとマグネシウムから、一般式[2]C6 F5 MgX [2](式中、Xは塩素、臭素或いはヨウ素を示す。)で表されるペンタフルオロフェニルマグネシウム誘導体を調製し、次に一般式[3]BX3 [3](式中、Xはフッ素、塩素、臭素或いはヨウ素を示す。)で表されるホウ素化合物の60°C以上の沸点の溶媒溶液と該ペンタフルオロフェニルマグネシウム誘導体のエーテル系溶媒の溶液と混合した後、50°C〜溶媒沸点で加熱或いは還流した後、一般式[4]A-Cl [4](式中、AはR1 R2 R3 NH或いはAr3 Cを表し、R1 、R2 、R3 は同一或いは互いに相異なってC1 〜C6 のアルキル基あるいは無置換或いは任意に置換して良いフェニル基を示し、Arは無置換或いは任意に置換して良いフェニル基を表す。)で表されるアミンの塩酸塩或いは塩素化トリアリルメタンを添加し、一般式[5]A[B(C6 F5 )4 ] [5](式中、AはR1 R2 R3 NH或いはAr3 Cを表し、R1 、R2 、R3 は同一或いは互いに相異なってC1 〜C6 のアルキル基あるいは無置換或いは任意に置換して良いフェニル基を示し、Arは無置換或いは任意に置換して良いフェニル基を表す。)で表されるボレートの製造方法において式[2]で表されるグリニャール試薬調製時に式[6]R5 X [6](式中、R5 はC1 〜C6 の低級アルキル基を表し、Xは塩素、臭素或いはヨウ素を表す。)で表されるハロゲン化アルキルを添加することを特徴とする前記式[5]で表される色調の良いボレートの製造方法。
FI (2件):
C07F 5/02 A ,  C07F 5/02 D
引用特許:
出願人引用 (4件)
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