特許
J-GLOBAL ID:200903062821363846

自動変速機の油圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-078651
公開番号(公開出願番号):特開平7-286660
出願日: 1994年04月18日
公開日(公表日): 1995年10月31日
要約:
【要約】【目的】 イナーシャ相判定時間に対するAT入力軸回転数の割合に基づいて初期設定油圧指令値を学習補正する。【構成】 変速判断部51がアップシフトと判断したとき初期設定油圧指令値マップ検索部53は現在のAT油温とスロットル開度信号θとに基づいて初期設定油圧指令値マップから初期設定油圧指令値D0 を算出する。算出された初期設定油圧指令値D0 は変速指示が出てからイナーシャ相になるまでの間、制御信号指令部54にてソレノイドバルブ3に指令される。イナーシャ相判定時間検出部55はイナーシャ相に入り、AT入力軸回転数NT が所定回転数ΔNT だけ落ち込むまでの時間(イナーシャ相判定時間)TD を検出し、イナーシャ相判定時間TD に基づいて比較演算部56にて初期設定油圧指令値D0 が補正され、初期設定油圧指令値マップに記憶される。
請求項(抜粋):
自動変速機の変速を判断する変速判断手段と、自動変速機の入力軸の回転数を検出する回転数検出手段と、前記変速判断手段により前記自動変速機の変速判断がされてから前記回転数検出手段により所定の回転数の変化が検出されたときに、変速時における前記自動変速機の入力軸の回転数変化の過程であるイナーシャ相と判断するイナーシャ相判断手段と、前記変速判断手段により前記自動変速機の変速と判断されてから、前記イナーシャ相判断手段によりイナーシャ相と判断されるまでに、自動変速機のクラッチをつないだり離したりする力を伝える油の圧力を制御するために指令される油圧指令値を記憶する記憶手段と、前記イナーシャ相判断手段により、イナーシャ相と判断される前は前記記憶手段により記憶されている油圧指令値を指令し、イナーシャ相と判断されたあとは時間に対する自動変速機の入力軸の回転数の変化率をフィードバックし、このフィードバックされた回転数の変化率が所定の回転数の変化率になるような油圧指令値を指令する油圧指令手段と、該油圧指令手段からの指令を受けて、この指令された油圧指令値に基づいて油圧を制御する制御手段と、前記回転数検出手段により入力軸の回転数の変化が検出されてから前記イナーシャ相判断手段によりイナーシャ相と判定されるまでの判定時間を検出するイナーシャ相判定時間検出手段と、該イナーシャ相判定時間検出手段により検出された判定時間に基づいて前記記憶手段に記憶されている油圧指令値を補正し、前記記憶手段に学習させる学習手段とを備える自動変速機の油圧制御装置。
IPC (3件):
F16H 61/00 ,  F16H 59:42 ,  F16H 59:68
引用特許:
審査官引用 (8件)
全件表示

前のページに戻る