特許

J-GLOBAL ID：200903062862034601

杭基礎構造

発明者： 高山 正春 ,  小倉 桂治 ,  福島 順一
出願人/特許権者： 大成建設株式会社
代理人 (1件)： 森 哲也 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-229008
公開番号（公開出願番号）：特開平9-071952
出願日： 1995年09月06日
公開日（公表日）： 1997年03月18日
要約：

【要約】【課題】基礎杭が受ける水平力を低減することで、当該杭基礎構造の安全性を向上させることを課題としている。【解決手段】建物1の各基礎スラブ1a(建物1の柱1b直下の位置)下方に基礎杭2が配設されている。基礎杭2は、頭部を上記基礎スラブ1aに連結すると共に、地盤3内を下方に延び、その先端部を所定の支持層4に定着させている。基礎梁1cの各中央部下方の地盤3には、水平力抵抗用の杭5が埋設されている。水平力抵抗用の杭5は、その頭部を基礎梁1cの下面と上下方向で所定間隔を開けて対向させ且つ地盤3内を下方に延びている。上記水平力抵抗用の杭5の杭頭と基礎梁1cとの間には、弾塑性ダンパ6が介装されている。この弾塑性ダンパ6は、所定の復元力特性を備え、入力されたエネルギーをその復元力特性の履歴ループによって吸収可能となっている。

請求項（抜粋）：

建物の鉛直荷重を支持する基礎杭と、基礎梁の下方の地盤に埋設された水平力抵抗用部材と、その水平力抵抗用部材と基礎梁との間に介装されたダンパとを備えることを特徴とする杭基礎構造。

IPC (2件)：

E02D 27/34 ,  E02D 27/12

FI (2件)：

E02D 27/34 Z ,  E02D 27/12 Z

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 特開平4-228727
  
• 既存杭利用の構造物浮上防止法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-021619   出願人：大成建設株式会社
• 特開平4-228727