特許
J-GLOBAL ID:200903062864362304

既設管のライニング方法ならびに該方法によるライニング作業の安全管理装置および紫外線照射用ライトトレイン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中川 周吉 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-002922
公開番号(公開出願番号):特開平11-198230
出願日: 1998年01月09日
公開日(公表日): 1999年07月27日
要約:
【要約】【課題】 紫外線硬化によるスリーブの硬化過程に生じ得る火災の危険を排除した安全な既設管のライニング方法、安全管理装置、および紫外線照射用ライトトレインを提供すること。【解決手段】 スリーブを既設管内にの導入密着させる過程の後にスリーブ内への圧縮空気の送気を続けると共に当該スリーブ内をその一端から他端へテレビカメラを移動させながらテレビカメラによってスリーブ内面を調査し、当該スリーブの全域にわたりインナーフィルムの損傷、インナーフィルム損傷部を通しての紫外線硬化性樹脂層からの樹脂漏れ、インナーフィルムの垂れ下がり、極端な凹凸等の異常のないことを確認する確認過程の後に、スリーブ内に紫外線照射用ライトトレインを導入しスリーブに紫外線を照射してスリーブの硬化作業を行う。
請求項(抜粋):
不飽和ポリエステル樹脂およびスチレンを含む紫外線硬化性樹脂層をアウターフィルム及びインナーフィルムで内包してなる可撓性のスリーブをそこに含まれる樹脂が未硬化の状態で既設管内に導入し、上記スリーブ内に圧縮空気を流入させてこれを膨張させることによりスリーブ外周を既設管内壁に密着させるスリーブの導入密着過程と、上記スリーブの密着状態を維持するために継続してスリーブ内への圧縮空気の送気を行うと共に、当該スリーブ内に紫外線照射装置を導入し、スリーブ内を移動させながら紫外線照射を行ってスリーブに含まれる樹脂を硬化せしめ、その硬化中もスリーブ内への圧縮空気の送気を続けることにより既設管内の温度を一定範囲内に保持する既設管のライニング方法において、上記スリーブの導入密着過程の後にスリーブ内への圧縮空気の送気を続けると共に当該スリーブ内をその一端から他端へテレビカメラを移動させながらテレビカメラによってスリーブ内面を調査し、当該スリーブの全域にわたりインナーフィルムの損傷、インナーフィルム損傷部を通しての紫外線硬化性樹脂層からの樹脂漏れ、インナーフィルムの垂れ下がり、極端な凹凸等の異常のないことを確認する確認過程の後に、上記スリーブの硬化過程を行うことを特徴とする既設管のライニング方法。
IPC (6件):
B29C 63/34 ,  E03F 3/04 ,  F16L 55/16 ,  B29K 25:00 ,  B29K 67:00 ,  B29L 23:00
FI (3件):
B29C 63/34 ,  E03F 3/04 Z ,  F16L 55/16
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特公平7-041670
  • 特開昭63-102919
  • 管ライニング材の検査方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-185788   出願人:株式会社湘南合成樹脂製作所, 有限会社横島, 株式会社ゲット

前のページに戻る