特許
J-GLOBAL ID:200903062869033961
硬質材料及びその製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
佐藤 孝夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-131320
公開番号(公開出願番号):特開平11-302830
出願日: 1998年04月24日
公開日(公表日): 1999年11月02日
要約:
【要約】【課題】無潤滑でも低摩擦係数でかつ耐摩耗性及び耐食性に優れた硬質材料及びその製造方法を提供すること。【解決手段】 金型、切削工具もしくは摺動部品等の硬質金属材料において、該硬質金属材料の相手材との接触面もしくは接触部の材料部位の全てが蒸着法もしくは粉末冶金法で形成されたTiN被覆層が形成され、このTiN被覆層表面から塩素がその表面濃度が1×1016ions/cm2以上の濃度、好ましくは1×1016ions/cm2〜1×1017ions/cm2の濃度でイオン注入されてなり、かつ該TiN被覆層の金属材料との界面近傍には塩素イオンが存在しないことを特徴とする硬質材料、並びに金型、切削工具もしくは摺動部品等の硬質金属材料の相手材との接触面もしくは接触部の材料部位の全てに、物理的蒸着法もしくは粉末冶金法で形成されたTiN被覆層を形成し、このTiN被覆層表面から塩素をその表面濃度が1×1016ions/cm2以上の濃度、好ましくは1×1016ions/cm2〜1×1017ions/cm2の濃度でイオン注入し、かつ該TiN被覆層の金属材料との界面近傍には塩素イオンが存在しないように塩素注入することを特徴とする硬質材料の製造方法。
請求項(抜粋):
金型、切削工具もしくは摺動部品等の硬質金属材料において、該硬質金属材料の相手材との接触面もしくは接触部の材料部位の全てが物理的蒸着法もしくは粉末冶金法で形成されたTiN被覆層が形成され、このTiN被覆層表面から塩素がその表面濃度が1×1016ions/cm2以上の濃度でイオン注入されてなり、かつ該TiN被覆層の金属材料との界面近傍には塩素イオンが存在しないことを特徴とする硬質材料。
引用特許:
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