特許
J-GLOBAL ID:200903062877882552

電磁クラッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-150550
公開番号(公開出願番号):特開2000-337401
出願日: 1999年05月28日
公開日(公表日): 2000年12月05日
要約:
【要約】【課題】 噛み合い係合部材を有する電磁クラッチの小型化および消費電力の低減を図る。【解決手段】 電磁石75を消磁すると、アクスルシャフト59に摺動可能に支持したロックギヤ72の第1ドグ721 がスプリング80の弾発力でファイナルギヤ44の第2ドグ441 に係合し、電磁クラッチ73が係合する。電磁石75を励磁すると該電磁石75に摩擦板77が回転不能に吸着され、この摩擦板77に相対回転不能かつ軸方向摺動可能に接続されたカム部材78が回転不能に拘束されるため、アクスルシャフト59と共に回転するロックギヤ72とカム部材78との間に相対回転が発生する。その結果、ロックギヤ72の可動カム722 がカム部材78の固定カム781 から反力を受け、そのロックギヤ72がスプリング80の弾発力に抗して非係合方向に摺動して電磁石75に吸着され、電磁クラッチ73の係合が解除される。
請求項(抜粋):
軸部材(59)の外周に軸方向摺動可能に支持された噛み合い係合部材(72)と、噛み合い係合部材(72)を係合方向に摺動させて駆動力の伝達を可能にするスプリング(80)と、噛み合い係合部材(72)をスプリング(80)の弾発力に抗して非係合方向に摺動させて駆動力の伝達を遮断する電磁石(75)とを同軸上に配置した電磁クラッチにおいて、噛み合い係合部材(72)の外周に回転可能に配置され、噛み合い係合部材(72)に形成した可動カム(722 )に係合可能な固定カム(781 )を有するカム部材(78)と、電磁石(75)に対向するように配置され、カム部材(78)に相対回転不能かつ軸方向摺動可能に接続された摩擦板(77)と、を備え、電磁石(75)の励磁により摩擦板(77)を回転不能に吸着してカム部材(78)を回転不能に拘束することにより、可動カム(722 )がカム部材(78)の固定カム(781 )から受ける反力で、噛み合い係合部材(72)をスプリング(80)の弾発力に抗して非係合方向に摺動させて電磁石(75)に吸着させることを特徴とする電磁クラッチ。
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 差動制限装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-007707   出願人:マツダ株式会社

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