特許
J-GLOBAL ID:200903062884503974

カーボンナノチューブの分散性向上方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 志賀 正武 ,  高橋 詔男 ,  渡邊 隆 ,  青山 正和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-146060
公開番号(公開出願番号):特開2005-324999
出願日: 2004年05月17日
公開日(公表日): 2005年11月24日
要約:
【課題】 カーボンナノチューブの分散性を容易に向上させる。【解決手段】 水とエタノールを混合し、これにカーボンナノチューブを添加して一様に攪拌する。この際の混合液Sの配合比は、例えば、重量比で水:エタノール:カーボンナノチューブ=270:30:2とする。次いで、混合液Sにドデシル硫酸ナトリウムなどの界面活性剤を添加する。その後、混合液Sを湿式媒体攪拌ミル10のケーシング5内に投入し、主軸4を1500〜2500rpmの高速で回転させる。リング部材1は、遠心力Eにより内壁6面に押し付けられながらケーシング5内を公転するとともに、内壁6との摩擦等により副軸3の周りを自転Mする。カーボンナノチューブは回転しているリング部材1と内壁6との間に挟まれ、リング部材1の遠心力Eによる圧縮とリング部材1の自転Mによる摩砕等の作用を受け、カーボンナノチューブの解砕および分散が進行する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
水とエタノールからなる混合液または水にカーボンナノチューブを添加して攪拌した後、前記カーボンナノチューブが添加された混合液または水を湿式媒体攪拌ミルに投入し、当該湿式媒体攪拌ミルにて前記カーボンナノチューブを解砕することにより、前記カーボンナノチューブを前記混合液または水中に分散させることを特徴とするカーボンナノチューブの分散性向上方法。
IPC (1件):
C01B31/02
FI (1件):
C01B31/02 101F
Fターム (10件):
4G146AA11 ,  4G146CB09 ,  4G146CB10 ,  4G146CB12 ,  4G146CB35 ,  5H018AS01 ,  5H018BB11 ,  5H018BB12 ,  5H018DD05 ,  5H018EE05
引用特許:
審査官引用 (1件)

前のページに戻る