特許
J-GLOBAL ID:200903062903884704

フラッシュメモリのアクセス方法、および、その方法でアクセスするためのデータが格納されたフラッシュメモリ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-022990
公開番号(公開出願番号):特開2000-222291
出願日: 1999年01月29日
公開日(公表日): 2000年08月11日
要約:
【要約】【課題】 アクセス時間を余り増大させずに、訂正可能なビット誤りが発生したセクタを代替して、信頼性の高いフラッシュメモリを実現する。【解決手段】 AND型のフラッシュメモリ1の各セクタは、不良が発生していない場合にアクセスされるデータセクタDSと、不良セクタを代替するスペアセクタSSと、両セクタDS・SSの対応を示すテーブルセクタTSとに分けられる。また、上記テーブルセクタTSを格納するバッドセクタテーブル領域13のうち、各データセクタDSに対応した位置に、当該データセクタDSを代替するスペアセクタSSのスペアセクタ番号が格納される。また、テーブルセクタTSのスペアセクタSSでは、代替するテーブルセクタTSを示すデータが制御エリアCAに格納される。これにより、この結果、いずれのセクタが不良セクタになっても、正しいセクタにアクセスできる。
請求項(抜粋):
フラッシュメモリに設けられたセクタへデータを書き込む際、誤り訂正符号を用いてデータを書き込む書き込み工程を含むフラッシュメモリのアクセス方法において、アクセス指示に対応する物理アドレスへ配された、データセクタにアクセスする第1アクセス工程と、アクセスしたデータセクタが不良セクタだった場合、当該データセクタに対応する物理アドレスに配されたテーブルセクタから、上記データセクタの代替となるスペアセクタを示す対応情報を読み出し、当該スペアセクタへアクセスする第2アクセス工程と、テーブルセクタが不良セクタだった場合、スペアセクタが配されるスペアセクタ領域から、テーブルセクタのスペアセクタを探索する探索工程と、発見したスペアセクタに格納された対応情報に基づいて、上記データセクタのスペアセクタへアクセスする第3アクセス工程と、上記誤り訂正符号に基づいて、アクセスしたセクタに誤りを検出した場合、検出した誤り量が、誤り訂正符号で訂正可能な範囲の間に、誤りの発生したセクタが、上記スペアセクタ領域内で未使用のスペアセクタで代替されるように、誤りが発生したセクタに関連するテーブルセクタを更新する更新工程とを備えていることを特徴とするフラッシュメモリのアクセス方法。
IPC (2件):
G06F 12/16 310 ,  G11C 16/06
FI (3件):
G06F 12/16 310 P ,  G11C 17/00 639 A ,  G11C 17/00 639 C
Fターム (10件):
5B018GA04 ,  5B018GA06 ,  5B018HA40 ,  5B018KA14 ,  5B018KA18 ,  5B018NA06 ,  5B018QA16 ,  5B025AD05 ,  5B025AD13 ,  5B025AE08
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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