特許

J-GLOBAL ID：200903062907018971

位相差一体型複合偏光板及びそれを用いた画像表示装置

発明者： 谷内 健太郎 ,  幡中 伸行
出願人/特許権者： 住友化学株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2008-089560
公開番号（公開出願番号）：特開2009-244486
出願日： 2008年03月31日
公開日（公表日）： 2009年10月22日
要約：

【課題】良好な表示品位を有し、加湿や加熱条件下においてもフラットかつ剥がれの無い画像表示装置の提供。液晶表示装置の液晶パネル両側に配置することで反りや歪みを低減するのに有効な位相差一体型複合偏光板の提供。【解決手段】ポリビニルアルコール系樹脂フィルムからなる偏光子の少なくとも片面に接着剤を介して保護フィルムを積層し、偏光子の片面に保護フィルムを積層した場合は他方の面に、そして偏光子の両面に保護フィルムを積層した場合は一方の保護フィルムの外側に、n層の粘着剤を介して位相差フィルムをn層有し、偏光子から最も遠い位相差フィルムの外側にも粘着剤を配置して、粘着剤の層を合計n+1層とした位相差一体型複合偏光板において、偏光子側から数えて第1番目の粘着剤の85°Cにおける角周波数0.1(1/sec)での貯蔵弾性率G’が第2番目以降の粘着剤のそれよりも小さい位相差一体型複合偏光板。尚、nは1以上の整数。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

ポリビニルアルコール系樹脂フィルムからなる偏光子の少なくとも片面に接着剤を介して保護フィルムを積層し、偏光子の片面に保護フィルムを積層した場合は他方の面に、そして偏光子の両面に保護フィルムを積層した場合は一方の保護フィルムの外側に、n層の粘着剤を介して位相差フィルムをn層有し、偏光子から最も遠い位相差フィルムの外側にも粘着剤を配置して、粘着剤の層を合計n+1層とした位相差一体型複合偏光板において、偏光子側から数えて第1番目の粘着剤の85°Cにおける角周波数0.1(1/sec)での貯蔵弾性率G’が第2番目以降の粘着剤のそれよりも小さいことを特徴とする位相差一体型複合偏光板。ここでnは、1以上の整数である。

IPC (4件)：

G02B 5/30 ,  G02F 1/133 ,  H01L 51/50 ,  H05B 33/02

FI (5件)：

G02B5/30 ,  G02F1/1335 510 ,  G02F1/13363 ,  H05B33/14 A ,  H05B33/02

Fターム (47件)：

2H149AA01 ,  2H149AA18 ,  2H149AB18 ,  2H149AB26 ,  2H149BA02 ,  2H149CA02 ,  2H149DA02 ,  2H149DA12 ,  2H149EA02 ,  2H149EA05 ,  2H149EA22 ,  2H149FA02X ,  2H149FA03W ,  2H149FA04Y ,  2H149FA12Z ,  2H149FA63 ,  2H149FD35 ,  2H149FD47 ,  2H191FA22X ,  2H191FA22Z ,  2H191FA30X ,  2H191FA30Z ,  2H191FB02 ,  2H191FB12 ,  2H191FC07 ,  2H191FC08 ,  2H191FD07 ,  2H191FD12 ,  2H191FD35 ,  2H191GA01 ,  2H191GA22 ,  2H191GA23 ,  2H191HA05 ,  2H191HA11 ,  2H191LA02 ,  2H191PA42 ,  2H191PA44 ,  3K107AA01 ,  3K107BB01 ,  3K107CC23 ,  3K107CC24 ,  3K107CC25 ,  3K107CC31 ,  3K107DD16 ,  3K107EE26 ,  3K107FF02 ,  3K107FF15

引用特許：

出願人引用 (4件)

• 粘着剤組成物、それを用いた粘着シート及び粘着性光学部材
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2000-160135   出願人：リンテック株式会社
• 偏光板及び液晶表示素子
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2001-239631   出願人：日東電工株式会社
• 液晶パネル、粘着型偏光板および液晶表示装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2005-112286   出願人：日東電工株式会社
• 液晶表示素子及びそれを用いた液晶表示装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2001-017553   出願人：日東電工株式会社