特許
J-GLOBAL ID:200903062932584434

誘電体磁器組成物および積層セラミックコンデンサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小柴 雅昭 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-131735
公開番号(公開出願番号):特開平11-322416
出願日: 1998年05月14日
公開日(公表日): 1999年11月24日
要約:
【要約】【課題】 電界強度10kV/mmでのCR積が室温で5000Ω・F、150°Cで200Ω・F以上と高く、絶縁抵抗の電圧依存性が小さく、B特性およびX7R特性を満足し、DCバイアス特性や絶縁耐力や耐候性能や耐めっき液性に優れ、内部電極にNiを使用した積層セラミックコンデンサを提供する。【解決手段】 セラミック層2a,2bのための誘電体磁器組成物は、{BaO}m TiO2 +R2 O3 +BaZrO3 +MgO+MnO(R2 O3 はEu2 O3 、Gd2 O3 、Tb2 O3 、Dy2 O3 、Ho2 O3 、Er2 O3 、Tm2 O3 、Yb2 O3 の少なくとも1種)系の主成分100重量部と、Li2 O-B2O3 -(Si,Ti)O2 またはB2 O3 -Al2 O3 -MO(MOはBaO、CaO、SrO、MgO、ZnO、MnOの少なくとも1種)系の副成分0.2〜3.0重量部とを含有する。
請求項(抜粋):
アルカリ金属酸化物の含有量が0.02重量%以下のチタン酸バリウムと、酸化ユーロピウム、酸化ガドリニウム、酸化テルビウム、酸化ジスプロシウム、酸化ホルミウム、酸化エルビウム、酸化ツリウムおよび酸化イッテルビウムの中から選ばれる少なくとも1種と、ジルコン酸バリウムと、酸化マグネシウムと、酸化マンガンとからなり、かつ、次の組成式、{BaO}<SB>m </SB>TiO<SB>2 </SB>+αR<SB>2 </SB>O<SB>3 </SB>+βBaZrO<SB>3 </SB>+γMgO+gMnO(ただし、R<SB>2 </SB>O<SB>3 </SB>はEu<SB>2 </SB>O<SB>3 </SB>、Gd<SB>2 </SB>O<SB>3 </SB>、Tb<SB>2 </SB>O<SB>3 </SB>、Dy<SB>2 </SB>O<SB>3 </SB>、Ho<SB></SB><SB>2 </SB>O<SB>3 </SB>、Er<SB>2 </SB>O<SB>3 </SB>、Tm<SB>2 </SB>O<SB>3 </SB>およびYb<SB>2 </SB>O<SB>3 </SB>の中から選ばれる少なくとも1種であり、α、β、γおよびgはモル比を表し、0.001≦α≦0.060.005≦β≦0.060.001<γ≦0.120.001<g≦0.12γ+g≦0.131.000<m≦1.035の範囲内にある。)で表される主成分を含有するとともに、第1の副成分をLi<SB>2 </SB>O-B<SB>2 </SB>O<SB>3 </SB>-(Si,Ti)O<SB>2 </SB>系の酸化物とし、第2の副成分をB<SB>2 </SB>O<SB>3 </SB>-Al<SB>2 </SB>O<SB>3 </SB>-MO系(ただし、MOはBaO、CaO、SrO、MgO、ZnOおよびMnOの中から選ばれる少なくとも1種である。)の酸化物としたときに、該第1または第2の副成分のどちらか一方を、前記主成分100重量部に対して、0.2〜3.0重量部含有していることを特徴とする、誘電体磁器組成物。
IPC (3件):
C04B 35/46 ,  H01B 3/12 303 ,  H01G 4/12 358
FI (3件):
C04B 35/46 D ,  H01B 3/12 303 ,  H01G 4/12 358
引用特許:
審査官引用 (4件)
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