特許
J-GLOBAL ID:200903062965613553

ビス(ジアルキルマレイミド)誘導体およびこれより形成される光通信用ポリエ-テルイミド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平木 祐輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-000224
公開番号(公開出願番号):特開平11-279146
出願日: 1999年01月04日
公開日(公表日): 1999年10月12日
要約:
【要約】【課題】 ビス(ジアルキルマレイミド)誘導体と、これより形成される光通信用ポリエーテルイミドを提供する。【解決手段】 化学式(1)で表されるビス(ジアルキルマレイミド)誘導体:【化1】[式中、X1、X2、X3およびX4は独立して、ハロゲン原子、ハロゲン化アルキル基、ハロゲン化芳香族環基、-NO2、-OR1および-SR1(ここで、R1はハロゲン化アルキルまたはハロゲン化芳香族環基である)よりなる群から選択され、Z1は二価のハロゲン化脂肪族炭化水素、二価のハロゲン化脂肪族環炭化水素および二価のハロゲン化芳香族炭化水素よりなる群から選択される]。
請求項(抜粋):
化学式(1)で表されるビス(ジアルキルマレイミド)誘導体:【化1】[式中、X1、X2、X3およびX4は独立して、ハロゲン原子、ハロゲン化アルキル基、ハロゲン化芳香族環基、-NO2、-OR1および-SR1(ここで、R1はハロゲン化アルキルまたはハロゲン化芳香族環基である)よりなる群から選択され、Z1は二価のハロゲン化脂肪族炭化水素、二価のハロゲン化脂肪族環炭化水素および二価のハロゲン化芳香族炭化水素よりなる群から選択される]。【請求項2】 前記X1、X2、X3およびX4が独立して、部分的にまたは完全に塩素化されたアルキル基、部分的にまたは完全に塩素化された芳香族環基、部分的にまたは完全に塩素化されたアルコキシ基および部分的にまたは完全に塩素化されたフェノキシ基よりなる群から選択されるものである、請求項1に記載のビス(ジアルキルマレイミド)誘導体。【請求項3】 前記Z1が、二価のハロゲン化C1〜C25脂肪族炭化水素、二価のハロゲン化C1〜C25脂肪族環炭化水素および二価のハロゲン化C6〜C25芳香族炭化水素よりなる群から選択されるものである、請求項1に記載のビス(ジアルキルマレイミド)誘導体。【請求項4】 前記Z1が、下記構造式で表される群から選択されるものである、請求項1に記載のビス(ジアルキルマレイミド)誘導体:【化2】[式中、Y1、Y2、Y3およびY4は独立して、ハロゲン原子、ハロゲン化アルキル基、ハロゲン化芳香族環基、-NO2、-OR1および-SR1(ここで、R1はハロゲン化アルキルまたはハロゲン化芳香族環基である)よりなる群から選択される]。【請求項5】 前記Z1が、下記構造式で表される群から選択されるものである、請求項1に記載のビス(ジアルキルマレイミド)誘導体:【化3】[式中、Y1、Y2、Y3、Y4、Y5、Y6、Y7およびY8は独立して、ハロゲン原子、ハロゲン化アルキル基、ハロゲン化芳香族環基、-NO2、-OR1および-SR1(ここで、R1はハロゲン化アルキルまたはハロゲン化芳香族環基である)よりなる群から選択され、Qは、単純な化学結合であるか、または-O-、-CO-、-SO2-、-S-、-(OT)m-、-(TO)m-および(OTO)m-(ここで、Tはハロゲン化アルキレン基またはハロゲン化アリーレン基であり、mは1〜10の整数である)よりなる群から選択される]。【請求項6】 化学式(2)で表される反復単位を含む光通信用ポリエーテルイミド:【化4】[式中、X1およびX4は独立して、ハロゲン原子、ハロゲン化アルキル基、ハロゲン化芳香族環基、-NO2、-OR1および-SR1(ここで、R1はハロゲン化アルキルまたはハロゲン化芳香族環基である)よりなる群から選択され、Z1およびZ2は独立して、二価のハロゲン化脂肪族炭化水素、二価のハロゲン化脂肪族環炭化水素および二価のハロゲン化芳香族炭化水素よりなる群から選択される]。【請求項7】 前記X1およびX4が独立して、塩素原子、部分的にまたは完全に塩素化されたアルキル基、部分的にまたは完全に塩素化された芳香族環基、部分的にまたは完全に塩素化されたアルコキシ基および部分的にまたは完全に塩素化されたフェノキシ基よりなる群から選択されるものである、請求項6に記載の光通信用ポリエーテルイミド。【請求項8】 前記Z1およびZ2が独立して、二価のハロゲン化C1〜C25脂肪族炭化水素、二価のハロゲン化C1〜C25脂肪族環炭化水素および二価のハロゲン化C6〜C25芳香族炭化水素よりなる群から選択されるものである、請求項6に記載の光通信用ポリエーテルイミド。【請求項9】 前記Z1およびZ2が独立して、下記構造式で表される群から選択されるものである、請求項6に記載の光通信用ポリエーテルイミド:【化5】[式中、Y1、Y2、Y3およびY4は独立して、ハロゲン原子、ハロゲン化アルキル基、ハロゲン化芳香族環基、-NO2、-OR1および-SR1(ここで、R1はハロゲン化アルキルまたはハロゲン化芳香族環基である)よりなる群から選択される]。【請求項10】 前記Z1およびZ2が独立して、下記構造式で表される群から選択されるものである、請求項6に記載の光通信用ポリエーテルイミド:【化6】[式中、Y1、Y2、Y3、Y4、Y5、Y6、Y7およびY8は独立して、ハロゲン原子、ハロゲン化アルキル基、ハロゲン化芳香族環基、-NO2、-OR1および-SR1(ここで、R1はハロゲン化アルキルまたはハロゲン化芳香族環基である)よりなる群から選択され、Qは、単純な化学結合であるか、または-O-、-CO-、-SO2-、-S-、-(OT)m-、-(TO)m-および(OTO)m-(ここで、Tはハロゲン化アルキレン基またはハロゲン化アリーレン基であり、mは1〜10の整数である)よりなる群から選択される]。【請求項11】 分子量が1×104〜4.5×104ダルトンである、請求項6に記載の光通信用ポリエーテルイミド。【請求項12】 熱分解温度が300〜500°Cである、請求項6に記載の光通信用ポリエーテルイミド。【請求項13】 ガラス転移温度が220〜320°Cである、請求項6に記載の光通信用ポリエーテルイミド。
IPC (5件):
C07D207/456 ,  C07D207/444 ,  C08G 73/10 ,  C08L 79/08 ,  G02B 6/00 391
FI (5件):
C07D207/456 ,  C07D207/444 ,  C08G 73/10 ,  C08L 79/08 B ,  G02B 6/00 391
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (1件)
  • 軸 受
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-257677   出願人:株式会社リコー

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