特許
J-GLOBAL ID:200903062981917708

動力出力装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 孝雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-031162
公開番号(公開出願番号):特開平10-212983
出願日: 1997年01月29日
公開日(公表日): 1998年08月11日
要約:
【要約】【課題】 内燃機関の始動や停止に伴って駆動軸に生じ得るトルクショックを小さくする。【解決手段】 トルク出力なしに目標回転数Ne*でエンジンが運転されるよう空燃比をリーンに、スロットルバルブ開度を値SVP1に、点火進角FTを最遅角FT1に、吸気バルブタイミングを最遅角VT1に設定してモータMG1からの始動トルクによりエンジンを始動する。このとき、駆動軸に結合されたリングギヤに出力される始動トルクを打ち消すようモータMG2を制御する。始動後は、空燃比を理論値とし、スロットルバルブ開度や点火進角,吸気バルブタイミングを徐々に最適値に向けて増加してエンジンからの出力トルクを目標トルクTe*とすると共に、その増加の最中はエンジンからリングギヤに出力されるトルクとの和が目標トルクTr*となるようモータMG2を制御する。
請求項(抜粋):
駆動軸に動力を出力可能な内燃機関と電動機とを備える動力出力装置であって、前記駆動軸に出力すべき要求動力を設定する要求動力設定手段と、該設定された要求動力に基づいて前記内燃機関から出力する目標動力を設定する目標動力設定手段と、前記内燃機関が停止しているときに前記目標動力設定手段がゼロでない値の目標動力を設定したとき、前記駆動軸にトルクを出力できる状態で該出力されるトルクが小さくなるよう該内燃機関を始動すると共に、該内燃機関から出力される動力が徐々に該目標動力になるよう該内燃機関の運転を制御する内燃機関運転制御手段と、前記内燃機関運転制御手段による前記内燃機関の始動に伴って前記駆動軸に出力されるトルクの変動を打ち消すよう前記電動機を駆動制御すると共に、前記内燃機関運転制御手段による前記内燃機関の運転制御によって前記内燃機関から出力される動力と前記要求動力との偏差の動力が前記電動機から出力されるよう該電動機を駆動制御する電動機駆動制御手段とを備える動力出力装置。
IPC (4件):
F02D 29/02 ,  B60L 11/14 ,  F02N 11/04 ,  F02N 11/08
FI (4件):
F02D 29/02 D ,  B60L 11/14 ,  F02N 11/04 D ,  F02N 11/08 V
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • ハイブリッド車両の制御システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-005243   出願人:日本電装株式会社
  • ハイブリッド車両
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-063538   出願人:株式会社エクォス・リサーチ, アイシン・エィ・ダブリュ株式会社

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