特許
J-GLOBAL ID:200903062983267751

減衰機能付き転がり免震支承

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 梶 良之 ,  須原 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-271075
公開番号(公開出願番号):特開2005-030071
出願日: 2003年07月04日
公開日(公表日): 2005年02月03日
要約:
【課題】 従来に比べて高い減衰機能を発揮することができて、免震皿の小型化を図ることができる減衰機能付き転がり免震支承を提供すること。【解決手段】 基礎11に固定された下側免震皿1と上部構造物12に固定された上側免震皿2との間に配設された球体3とを備え、転がり支承機能と、転がり支承機能を上回る想定外の大地震時に球体3の滑りにより上部構造物12と基礎11との水平方向の相対変位を減衰させる減衰機能とを併せ持つ減衰機能付き転がり免震支承において、下側免震皿1の平面視径を上側免震皿2の平面視径よりも大きく形成し、上側免震皿2の外周部に球体3の転動を阻止する球体ストッパ2bを設ける一方、下側免震皿1に、球体3が球体ストッパ2bに当接するまでは転動する緩勾配面1a1と球体ストッパ2bによって転動阻止された球体3が滑る急勾配面1a2とを有するすり鉢状勾配面1aを設けたことを特徴とする。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
基礎に固定された下側免震皿と、上部構造物に固定された上側免震皿と、これら上下の免震皿間に配設されて上部構造物の荷重を支持する球体とを備え、地震時に前記球体の転動により上部構造物と基礎とを水平方向に相対変位させる転がり支承機能と、転がり支承機能を上回る想定外の大地震時に前記球体の滑りにより上部構造物と基礎との水平方向の相対変位を減衰させる減衰機能とを併せ持つ減衰機能付き転がり免震支承において、 前記下側免震皿及び前記上側免震皿のうちの一方の免震皿の平面視径を他方の免震皿の平面視径よりも大きく形成し、前記他方の免震皿の外周部に前記球体の転動を阻止する球体ストッパを設ける一方、前記一方の免震皿に、前記球体が前記他方の免震皿の前記球体ストッパに当接するまでは転動する勾配面と前記球体ストッパによって転動阻止された球体が滑る勾配面とを有するすり鉢状勾配面を設けたことを特徴とする減衰機能付き転がり免震支承。
IPC (3件):
E04H9/02 ,  E04B1/36 ,  F16F15/02
FI (3件):
E04H9/02 331D ,  E04B1/36 L ,  F16F15/02 L
Fターム (4件):
3J048AA07 ,  3J048BG02 ,  3J048DA01 ,  3J048EA38
引用特許:
出願人引用 (1件)

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