特許
J-GLOBAL ID:200903062985917320

鋳造割れ予測方法及び鋳造割れ予測システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 寿一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-368007
公開番号(公開出願番号):特開2007-167893
出願日: 2005年12月21日
公開日(公表日): 2007年07月05日
要約:
【課題】溶湯の鋳型内への流し込みと、冷却・凝固に至る過程のシミュレーションを行い、特に、固液共存域が存在する場合においては、主応力分布を算出するまでもなく鋳造割れの発生の有無を予測し、効率的な演算処理を行う手法を提案する。【解決手段】 鋳型及び鋳物について離散化モデルを構築すると共に鋳造条件を定めて解析データを作成し、該解析データについて凝固解析を行い、鋳物要素の固相率を算出する。前記固相率が1未満である場合には、未凝固部位の位置を特定し、該未凝固部位の位置が鋳壁境界面である場合に、鋳造割れの発生が予測されると判定する。前記固相率が1である場合には、前記解析データについて凝固後の応力解析を行い、鋳物要素の温度と、該要素に生じる熱応力とを算出し、前記要素の温度に対応する所定の破断強度よりも、前記熱応力が大きい場合に、鋳造割れの発生が予測されると判定する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
溶湯の凝固収縮又は鋳塊の熱収縮に起因する鋳物の鋳型内での割れを予測する鋳造割れ予測方法であって、 鋳型及び鋳物について離散化モデルを構築すると共に鋳造条件を定めて解析データを作成するステップと、 前記解析データについて凝固解析を行い、鋳物要素の固相率を算出するステップと、 前記固相率が1未満である場合に、未凝固部位の位置を特定するステップと、 前記未凝固部位の位置が鋳壁境界面である場合に、鋳造割れの発生が予測されると判定するステップとを、 実行することを特徴とする鋳造割れ予測方法。
IPC (2件):
B22D 46/00 ,  B22C 9/00
FI (2件):
B22D46/00 ,  B22C9/00 E
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 連続鋳造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-244468   出願人:古河電気工業株式会社

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