特許
J-GLOBAL ID:200903063065729986
リンク機構及びワイパ装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中島 淳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-215762
公開番号(公開出願番号):特開2000-043683
出願日: 1998年07月30日
公開日(公表日): 2000年02月15日
要約:
【要約】【課題】 ボールピンとボール受部から成るボールジョイントによってレバーと他の複数のリンクロッドを連結する際に部品の共通化を図ることができ安価で低重量となり連結作業も容易なリンク機構及びワイパ装置を提供する。【解決手段】 ワイパ装置10では、クランクアーム72のボールピン84にリンクロッド76、78のボール受部86、88が嵌合して連結されている。各ボール受部86、88が一体に形成されるリンクロッド76、78の下穴94、96は、長手方向に長寸とされかつ同一寸法とされている。リンクロッド76、78の駆動荷重はその長手方向に大きく作用するため、各ボール受部86、88の長手方向の肉幅を確保すれば必要強度を得ることができ、各ボール受部86、88の肉幅を、各球状部90、92のそれぞれ異なる径寸法に対応して設定することで、リンクロッド76、78のロッド母材を共通化することができる。
請求項(抜粋):
1つのレバーに固定されたボールピンの軸方向に複数段の球状部が設けられ、前記ボールピンの複数段の球状部にそれぞれリンクロッドのボール受部が転動自在に嵌合して、前記レバー及び複数のリンクロッドが互いに連結されて成るリンク機構であって、前記ボールピンの複数段の球状部は、先端側に位置するものから根本側に位置するものにかけて順次大径に形成され、前記複数のリンクロッドは、長手方向に沿って長寸とされた同一寸法の長穴をそれぞれ有し、かつ前記長穴に前記ボール受部が形成され、前記各ボール受部は、その肉幅を前記ボールピンの各球状部のそれぞれ異なる径寸法に対応して形成することで、それぞれの内径寸法が前記各球状部に適合された、ことを特徴とするリンク機構。
Fターム (1件):
引用特許:
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