特許
J-GLOBAL ID:200903063073229275

出力信号発生用回路装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-009407
公開番号(公開出願番号):特開平10-233662
出願日: 1998年01月21日
公開日(公表日): 1998年09月02日
要約:
【要約】【課題】 ディジタル信号を処理するには一般に急峻な信号縁部を必要とするが、例えば長いケーブルを経て伝送される特に外部的に供給される信号の縁部は比較的平坦になりがちである。こうした問題を改善する様々な回路が知られており、特にシュミットトリガは妨害信号に対して比較的感応しないが、これは入力信号が供給されてからこの回路により出力信号が発生されるまでに大きな遅延時間を呈する。【解決手段】 上記遅延をなくすために、本発明では第1スイッチングしきい値を入力信号の低い値に選定し、入力信号がこれよりもさらに高いしきい値以上になると、前記第1しきい値を第2の高いしきい値に切り替えるようにする。従って、出力信号が入力信号の正に向う縁部又は負に向う縁部の開始後の比較的早い時点にて発生する。これは比較器のスイッチングしきい値を切り替えるか、又は2個の比較器を用いることにより達成することができる。
請求項(抜粋):
スイッチングしきい値のそれぞれのしきい値を切り替えることのできる少なくとも1個のしきい値スイッチを利用しながら、実質上かなりゆっくり変化し、且つ信号入力端子に供給される入力信号から、該入力信号が数個のしきい値のうちの或るしきい値を通過する際に本来トランジションなしで切り替わる複数の予定値を有する信号を出力端子に発生する出力信号発生用回路装置において、低い入力信号に対しては前記スイッチングしきい値が第1の低いしきい値を有し、前記入力信号が前記第1しきい値以上になると、前記出力信号が第1値から第2値へと切り替わり、前記入力信号が第3しきい値以上になると、前記スイッチングしきい値が第2の高いしきい値へと切り替わり、前記入力信号が前記第2しきい値以下に降下すると、前記出力信号が再び前記第1値へと切り替わり、且つ前記入力信号が第4しきい値以下に降下した場合に前記スイッチングしきい値が前記第1しきい値に切り替えられるようにしたことを特徴とする出力信号発生用回路装置。
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開平2-060225
  • シュミットトリガ回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-009640   出願人:日本電気株式会社
  • 内部クロック生成回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-050143   出願人:川崎製鉄株式会社
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審査官引用 (8件)
  • 特開平2-060225
  • シュミットトリガ回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-009640   出願人:日本電気株式会社
  • 内部クロック生成回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-050143   出願人:川崎製鉄株式会社
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