特許
J-GLOBAL ID:200903063076512881

金属材料の摩擦係数測定方法及び摩擦係数測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 吉武 賢次 ,  永井 浩之 ,  岡田 淳平 ,  勝沼 宏仁
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-161340
公開番号(公開出願番号):特開2007-327917
出願日: 2006年06月09日
公開日(公表日): 2007年12月20日
要約:
【課題】極めて小さい表面積の金属部材の摩擦係数を測定できる摩擦係数測定方法・装置を提供する。【解決手段】60°以下の頂角を有し、金属材料に対して摩擦係数が一定の接触面圧測定用圧子を、所定の荷重と温度下で、対象金属材料に圧入する工程(100)と、 工程100の圧痕投影面積を測定する工程(110)と、 工程110の圧痕投影面積と接触面圧測定用圧子の摩擦係数から、力の釣り合い式(式(b))を用いて対象金属材料の接触面圧を算出する工程(120)と、 接触面圧測定用圧子と同一の頂角を有し、所定の降伏強度(式(a))を有し、無潤滑で高摩擦係数を有する摩擦係数測定用圧子を、工程100と同じ荷重と温度の下で、対象金属材料に圧入する工程(130)と、 工程130の圧痕投影面積を測定する工程(140)と、 工程140の圧痕投影面積と工程120の接触面圧から、式(b)を用いて対象金属材料の摩擦係数を算出する工程(150)と、を備えた。【選択図】図1
請求項(抜粋):
60°以下の頂角を有し、潤滑の有無に関わらず金属材料に対して摩擦係数がほぼ一定になる材料からなる接触面圧測定用圧子を、所定の荷重と所定の温度下で、対象金属材料に圧入する工程と、 前記接触面圧測定用圧子による圧痕の投影面積を測定する工程と、 前記接触面圧測定用圧子による圧痕の投影面積と該接触面圧測定用圧子が金属材料に対して有する摩擦係数から、力の釣り合いの式を用いて前記対象金属材料の接触面圧を算出する工程と、 前記接触面圧測定用圧子とほぼ同一の頂角を有し、対象金属材料の降伏強度に対して下式(a)の関係を満たす降伏強度を有し、対象金属材料に対して潤滑状態によって異なる摩擦係数を有する摩擦係数測定用圧子を、前記接触面圧測定用圧子の圧入と同じ荷重と温度の下で、前記対象金属材料に圧入する工程と、 前記摩擦係数測定用圧子による圧痕の投影面積を測定する工程と、 前記摩擦係数測定用圧子による圧痕の投影面積と前記算出された接触面圧から、下式(b)を用いて前記対象金属材料の摩擦係数を算出する工程と、 を有することを特徴とする金属材料の摩擦係数測定方法。 1.1Yi > 2.8Yp ・・・・(a) ここで、Yi:接触面圧測定用圧子の降伏強度 Yp:対象金属材料の降伏強度
IPC (2件):
G01N 19/02 ,  G01N 3/40
FI (2件):
G01N19/02 Z ,  G01N3/40 F
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 摩擦係数測定方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-307773   出願人:ティッセンクルップシュタールアクチェンゲゼルシャフト
  • 摩擦係数測定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-111996   出願人:住金関西工業株式会社, 住友金属テクノロジー株式会社

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