特許
J-GLOBAL ID:200903063116726375
内燃機関のノッキング検出装置
発明者:
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出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-256224
公開番号(公開出願番号):特開平10-103210
出願日: 1996年09月27日
公開日(公表日): 1998年04月21日
要約:
【要約】【課題】 燃焼不安定に起因するノイズによるノッキング状態とする誤判定の発生を防止することのできる内燃機関のノッキング検出装置を提供する。【解決手段】 イオン電流検出部19によって検出されるイオン電流のピーク値をLC共振マスク部31、バンドパスフィルタ部32および積分部33を介して点火時期制御部14に読み込む。そして積分値の時間平均値をバックグランドとし、ピーク値がこのバックグランド(BG)の所定係数倍より大きくなったときにノッキングが発生したと判断する。さらにWOT近傍においてBGの平均値をBG学習値として学習し、低負荷運転時にBGがBG学習値よりも大であれば燃焼が不安定であるとして所定係数を大として誤判定の発生を防止する。そして誤判定による出力低下あるいはドライバビリティの悪化を抑制する。
請求項(抜粋):
内燃機関の燃焼室内に設置される一対の電極に電圧を印加し、燃焼室内の混合気が燃焼する際に発生するイオンを介してこの一対の電極間を流れるイオン電流を検出するイオン電流検出手段と、前記イオン電流検出手段の出力信号からノッキングの発生を表すノッキング周波数成分を抽出するノッキング周波数成分抽出手段と、前記ノッキング周波数成分抽出手段によって抽出されたノッキング周波数成分がしきい値以上であるか否かを判定することによってノッキングが発生しているか否かを判定するノッキング発生判定手段と、内燃機関の気筒内の燃焼安定度合を検出する燃焼度合検出手段と、前記燃焼度合検出手段で検出された燃焼安定度合に応じて前記ノッキング発生判定手段で使用されるしきい値を変更するしきい値変更手段と、を具備する内燃機関のノッキング検出装置。
IPC (3件):
F02P 17/12
, F02P 5/152
, F02P 5/153
FI (2件):
F02P 17/00 R
, F02P 5/15 D
引用特許:
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