特許
J-GLOBAL ID:200903063116882601

アルミニウム安定化超電導線

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-133465
公開番号(公開出願番号):特開平10-321059
出願日: 1997年05月23日
公開日(公表日): 1998年12月04日
要約:
【要約】【課題】 熱的および電気的安定性に優れ、かつマグネットなどに使用したときに発生する電磁力に対する充分な機械的強度を有するAl安定化超電導線を提供する。【解決手段】 銅マトリクス中に超電導フィラメントが埋設された超電導線材の外周にAl安定化材が被覆されたAl安定化超電導線において、Al安定化材の極低温における0.2%耐力が45MPa 以上、残留抵抗比が 250以上であり、Al安定化材が 100〜30000ppmのSb、30〜5000ppm のNiの少なくとも1つを含有し、減面率3〜60%の冷間加工が施さたAl合金からなるAl安定化超電導線。【効果】 Al安定化材が、導電性を低下させずに機械的強度を向上させるSb、Ni、またはSbとNiを含有し、所定の加工歪みが付加され、極低温における0.2%耐力および残留抵抗比を所定値以上に規定したものなので、マグネット用導体などに用いたとき電磁力による変形が少なく高い発生磁界が得られる。
請求項(抜粋):
銅マトリクス中に超電導フィラメントが埋設された超電導線材の外周にアルミニウム安定化材が被覆されたアルミニウム安定化超電導線において、前記アルミニウム安定化材の極低温における0.2%耐力が45MPa以上、残留抵抗比が250以上であり、前記アルミニウム安定化材が100〜30000ppmのSb、30〜5000ppmのNiの少なくとも1つを含有し、減面率3〜60%の冷間加工が施された、または前記加工に相当する加工歪みが付加されたアルミニウム合金からなることを特徴とするアルミニウム安定化超電導線。
IPC (2件):
H01B 12/10 ZAA ,  H01B 13/00 561
FI (2件):
H01B 12/10 ZAA ,  H01B 13/00 561 D
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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