特許
J-GLOBAL ID:200903063128096059

燃料噴射ノズル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-136460
公開番号(公開出願番号):特開平11-324868
出願日: 1998年05月19日
公開日(公表日): 1999年11月26日
要約:
【要約】【課題】 噴孔内に旋回流を効率的に生起させ、燃料噴霧の微粒化を促進することが可能な燃料噴射ノズルを提供する。【解決手段】 ノズルボディ11の弁座13の内周面の接線方向に噴孔12が形成されているので、弁開時、弁座13の周囲から噴孔12内に流れ込む燃料の径方向あるいは周方向の流速に遅速が生起される。流速が速く噴孔12内に流れ込み易い燃料流れと、流速が遅く噴孔12内に流れ込み難い燃料流れとが生じるため、簡単な構成で噴孔12内に旋回流を効率的に生起させ、燃料噴霧の微粒化を促進することができる。さらに、噴孔12内に流れ込み難い燃料流れにより、噴孔入口12aにおいて燃料圧力低下によるキャビテーションが発生するので、燃料噴霧のさらなる微粒化を促進される。さらにまた、ニードル弁20の当接部の燃料上流側近傍に摺動部を設けていないので、噴射特性が変化するのを防止し、耐久性を向上させることができる。
請求項(抜粋):
先端に当接部を有する弁部材と、前記弁部材を軸方向に往復摺動可能に嵌合する案内孔、前記当接部と当接可能な弁座、および前記弁座に開口して形成される噴孔を有する弁ボディとを備え、前記当接部が前記弁座から離座ならびに前記弁座に着座することにより燃料の遮断および流通を行う燃料噴射ノズルであって、前記弁座の周囲から前記噴孔内に流れ込む燃料の径方向あるいは周方向の流速に遅速を生起する流速遅速生起手段を備えることを特徴とする燃料噴射ノズル。
IPC (2件):
F02M 61/18 320 ,  F02M 61/18 310
FI (2件):
F02M 61/18 320 Z ,  F02M 61/18 310 C
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 燃料噴射ノズル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-181551   出願人:株式会社ゼクセル
  • 燃料噴射ノズル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-302682   出願人:日産自動車株式会社, 株式会社ゼクセル

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