特許
J-GLOBAL ID:200903063133817490

引き戸用のロック装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 豊栖 康司 ,  豊栖 康弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-233847
公開番号(公開出願番号):特開2006-052555
出願日: 2004年08月10日
公開日(公表日): 2006年02月23日
要約:
【課題】引き戸用のロック機構を備品点数を少なくして簡素な構成で実現する。【解決手段】ロック装置は、横枠の内面に固定されたレールに沿って水平方向にスライド自在な扉本体20と、この垂直方向に沿って略等しい長さに開口された握り空間26と、握り空間内の垂直方向に沿って略等しい長さに延長され、水平面内で回動軸を中心に回動してロック位置とロック解除位置とに切り替え可能なレバーハンドル30と、扉本体の上方から突出するように付勢されており、扉本体の上端平面に対向してくの字状に突出するロック傾斜面44とロック垂直面47とを連続して形成したロック片40と、レバーハンドルの回動に連動して上端平面をスライドする、先端に解除傾斜面62を形成したロック解除片60と、内部にロック解除片を挿入する挿入空間55を形成し、開口端縁を略垂直なカバー垂直面56とするカバー片50とを備える。【選択図】図5
請求項(抜粋):
引き戸用のロック装置であって、 一対の縦枠(13),(14)及び横枠(11),(12)にて構成された戸枠(10)の内側に形成された開口部に挿入され、上側の横枠(11)の内面に固定されたガイドレール(15)に沿って水平方向に戸枠開口部内をスライド自在であり、略矩形状で垂直な端面に戸当(24)を設けた扉本体(20)と、 前記扉本体(20)の端部で前記戸当(24)よりも内側に、垂直方向に沿って扉本体(20)と略等しい長さに延長して扉正面側に開口され、開閉のための握り部を構成する握り空間(26)と、 前記握り空間(26)内で、前記戸当(24)よりも遠い側に前記握り空間(26)の垂直方向に沿って略等しい長さに延長され、水平面内で回動軸(32)を中心に回動してロック位置とロック解除位置とに切り替え可能なレバーハンドル(30)と、 前記扉本体(20)の上方で前記ガイドレール(15)の内面に固定され、扉本体(20)の上端平面に向かって突出するように付勢されており、扉本体(20)の上端平面に対向してくの字状に突出するロック傾斜面(44)とロック垂直面(47)とを連続して形成したロック片(40)と、 前記扉本体(20)の上端平面に沿ってスライド自在に装着されており、前記レバーハンドル(30)の回動に連動してスライドすると共に、スライド方向の先端に解除傾斜面(62)を形成したロック解除片(60)と、 扉本体(20)の上端平面上に固定され、内部に前記ロック解除片(60)を挿入する挿入空間(55)を形成した箱形とし、箱形の一端面を前記ロック解除片(60)が前記レバーハンドル(30)の操作によってスライドする進行方向に開口し、開口端縁を略垂直なカバー垂直面(56)とする一方、他端面を平滑なカバー端縁(57)に形成したカバー片(50)と、 を備え、 前記扉本体(20)を戸枠(10)内でスライドさせて閉塞位置に移動させると、対向する前記カバー片(50)の平滑端縁と前記ロック片(40)のロック傾斜面(44)とが接触し、カバー端縁(57)がロック傾斜面(44)に沿って当接しながら乗り越えるように前記ロック片(40)が弾性変形し、扉本体(20)が閉塞位置に達した時点でカバー垂直面(56)がロック傾斜面(44)を乗り越え、ロック垂直面(47)と当接することで、前記カバー片(50)と固定された前記扉本体(20)はスライドできないロック状態となり、 一方、前記レバーハンドル(30)をロック位置から、レバーハンドル(30)を回動させてロック解除位置に移動させると、前記レバーハンドル(30)の回動に連動して前記ロック解除片(60)がカバー片(50)の開口端から突出し、前記ロック解除片(60)の解除傾斜面(62)が前記ロック片(40)のロック傾斜面(44)を押し上げて、前記カバー垂直面(56)と前記ロック垂直面(47)との当接状態が解除されて、前記カバー片(50)と固定された前記扉本体(20)のスライドが可能となるロック解除状態に切り替わるよう構成されたことを特徴とする引き戸用のロック装置。
IPC (3件):
E05C 21/00 ,  E05B 65/08 ,  E05C 21/02
FI (3件):
E05C21/00 C ,  E05B65/08 Z ,  E05C21/02
引用特許:
出願人引用 (2件)

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