特許
J-GLOBAL ID:200903063154634271

スクロ-ル圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐々木 宗治 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-342705
公開番号(公開出願番号):特開2003-148362
出願日: 2001年11月08日
公開日(公表日): 2003年05月21日
要約:
【要約】【課題】 スクロール圧縮機運転時にオルダム機構のバタツキがあり、騒音が大きかった。また、オルダムキーと固定スクロールおよび揺動スクロールのキー溝とのジャミングが発生し易い。【解決手段】 揺動スクロール2とコンプライアントフレーム3の間に配置されたオルダム機構9を備えたスクロール圧縮機であって、定常運転時に、オルダム環状部9aの高さと、揺動スクロール2背面とコンプライアントフレーム3のオルダム環状部摺動面3xの距離との差と、オルダム環状部9a外径の比からなる傾きが、オルダムキー巾と、揺動スクロール2および固定スクロール1のオルダムキー溝巾との差と、オルダムキー摺動部の高さの比よりなる傾きより小さくする。
請求項(抜粋):
それぞれの板状渦巻歯が相互間に圧縮室を形成するように噛み合わされた固定スクロ-ル及び揺動スクロ-ルと、この揺動スクロ-ルを軸方向に支持すると共にこの揺動スクロ-ルを駆動する主軸を半径方向に支持する軸方向移動フレ-ムと、前記揺動スクロ-ルと前記軸方向移動フレ-ムの間に配置され、前記揺動スクロ-ル及びオルダム環状部間、並びに前記固定スクロ-ル及び前記オルダム環状部間において、それぞれ、一方に設けたオルダムキ-が他方に設けたオルダムキ-溝を摺動することにより前記揺動スクロ-ルの自転を防止するオルダム機構とを備え、前記軸方向移動フレ-ムは、定常運転時は、軸方向で、前記固定スクロ-ル側と反対側から働く圧力により前記固定スクロ-ル側に押圧され、前記固定スクロ-ル側に移動するとともに、前記揺動スクロ-ルを前記固定スクロ-ルに押圧し、又、リリ-フ時は、軸方向で、前記固定スクロ-ル側から働く圧力により前記固定スクロ-ルと反対側に押圧され、前記揺動スクロ-ルとともに前記固定スクロ-ルから離れる方向に移動するスクロ-ル圧縮機において、前記定常運転時において、前記揺動スクロ-ル背面から前記オルダム環状部の前記軸方向移動フレ-ムとの摺動面までの距離と前記オルダム環状部の高さとの差と、前記オルダム環状部の外径との比からなる前記オルダム環状部の傾きが、前記揺動スクロ-ル及びオルダム環状部間、並びに前記固定スクロ-ル及び前記オルダム環状部間において、それぞれ、前記一方に設けたオルダムキ-のキ-巾と、他方に設けたオルダムキ-溝のキ-溝巾との差と前記オルダムキ-のキ-摺動部の高さとの比よりなる傾きのいずれよりも小さくなることを特徴とするスクロ-ル圧縮機。
IPC (2件):
F04C 18/02 311 ,  F04C 29/00
FI (2件):
F04C 18/02 311 F ,  F04C 29/00 F
Fターム (20件):
3H029AA02 ,  3H029AA11 ,  3H029AA12 ,  3H029AA14 ,  3H029AB03 ,  3H029BB31 ,  3H029BB32 ,  3H029BB33 ,  3H029CC17 ,  3H029CC18 ,  3H039AA03 ,  3H039AA04 ,  3H039AA06 ,  3H039AA12 ,  3H039BB01 ,  3H039BB07 ,  3H039BB08 ,  3H039CC09 ,  3H039CC11 ,  3H039CC16
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • スクロール圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-128055   出願人:三菱電機株式会社
  • 特開昭63-170578
  • スクロール圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-013745   出願人:株式会社日立製作所

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