特許
J-GLOBAL ID:200903063188507457

回転伝達装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-281138
公開番号(公開出願番号):特開2003-090356
出願日: 2001年09月17日
公開日(公表日): 2003年03月28日
要約:
【要約】【課題】 動力の伝達と遮断を選択的に切換える回転伝達装置において、電磁石のロータがアーマチュアを吸着する際の摩擦トルクの安定化を図ることである。【解決手段】 内方部材3と外方部材5の間に保持器10を組込み、その保持器10に形成されたポケット内に、内方部材3と保持器10の相対回転により内方部材3の外周に形成されたカム面8と外方部材5の内周に形成された円筒面9に係合する係合子12を組込む。保持器10に対して回り止めされ、かつ軸方向に移動可能なアーマチュア18にロータ22および電磁石19を軸方向で対向し、アーマチュア18をロータ22に吸着することにより、保持器10を回り止めし、係合子12を係合状態に切換える。ロータ22の吸着面に外周部が高く、内周部が低い段差を設けてアーマチュア18の外周部を常に吸着するようにしてアーマチュア18に付与される摩擦トルクの安定化を図る。
請求項(抜粋):
内方部材と外方部材とを同軸上に配置して相対的に回転自在に支持し、その両部材間に組込まれた保持器のポケット内に係合子を組込み、前記保持器に対して回り止めされ、かつ軸方向に移動可能なアーマチュアに対して、前記内方部材または外方部材に取付けられたロータを軸方向で対向させ、固定部材に設けた電磁石によりアーマチュアをロータに吸着することで保持器の位相を変え、係合子を内方部材の外周と外方部材の内周に係合させて、内方部材と外方部材の相互間で回転トルクの伝達を行なうようにした回転伝達装置において、前記アーマチュアをロータに吸着する吸着時に、アーマチュアの大径部がロータに吸着されるようにしたことを特徴とする回転伝達装置。
IPC (2件):
F16D 27/12 ,  F16D 41/08
FI (2件):
F16D 27/12 B ,  F16D 41/08 Z
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

前のページに戻る