特許
J-GLOBAL ID:200903063260024270

巨大分子濃縮方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-550265
公開番号(公開出願番号):特表2006-504525
出願日: 2003年11月01日
公開日(公表日): 2006年02月09日
要約:
本発明は、巨大分子と有機重合体が入っている溶液から巨大分子を濃縮する方法を提供し、この方法は、最初に前記溶液に限外濾過を受けさせることで1番目の保持液を生じさせた後、前記1番目の保持液の導電率を前記有機重合体によって誘発されていくらか起こる蛋白質の沈澱が本質的に防止されるように調製することで2番目の保持液を生じさせそして次に前記2番目の保持液に限外濾過を受けさせることを含んで成る。好適な態様では、導電率を水、適切な希釈剤または緩衝液に対する透析濾過で調整する。本発明は、好適には、未変性または組換え型蛋白質が入っている溶液に濃縮を受けさせることに関する。更に、本発明は、好適には、生成物である蛋白質とPluronic系列のブロック共重合体である有機重合体、より好適にはPluronic F-68ブロック共重合体が入っている細胞培養上澄み液に濃縮を受けさせる方法に関する。
請求項(抜粋):
巨大分子と有機重合体を含んで成る溶液成分が入っている出発水溶液から巨大分子を濃縮する方法であって、(1)前記出発水溶液に限外濾過を受けさせて前記巨大分子を濃縮することで1番目の保持液を生じさせ、(2)前記1番目の保持液の導電率を前記有機重合体によって誘発される前記溶液成分の沈澱が実質的に防止されるか或は実質的に逆転するように調整することで2番目の保持液を生じさせ、そして(3)前記2番目の保持液に限外濾過を受けさせて前記巨大分子を更に濃縮することで濃縮溶液を生じさせることを含んで成る方法。
IPC (4件):
B01D 61/14 ,  B01D 61/24 ,  B01D 61/58 ,  C12P 21/00
FI (4件):
B01D61/14 500 ,  B01D61/24 ,  B01D61/58 ,  C12P21/00 A
Fターム (18件):
4B064AG01 ,  4B064CA10 ,  4B064CC15 ,  4B064CE06 ,  4B064DA01 ,  4B064DA10 ,  4B064DA16 ,  4D006GA06 ,  4D006GA13 ,  4D006KA53 ,  4D006KA54 ,  4D006KA56 ,  4D006KA57 ,  4D006KE19Q ,  4D006KE19R ,  4D006PA02 ,  4D006PB13 ,  4D006PB52
引用特許:
審査官引用 (1件)

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