特許
J-GLOBAL ID:200903063263261590

半溶融金属製造装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-089728
公開番号(公開出願番号):特開2000-280058
出願日: 1999年03月30日
公開日(公表日): 2000年10月10日
要約:
【要約】【課題】 溶融状態の液相金属と固体状態の固相金属とが混在する固液共存状態の半溶融金属を製造するロータリー式半溶融金属製造装置において、溶湯カップ内に溶湯を注湯する際の溶湯落下に伴なう気泡混入や酸化物生成による溶湯の清浄度低下を防止し、鋳造品質の向上および安定化を達成する。【解決手段】 カム機構により傾転可能に構成された複数個の溶湯カップ傾転装置をロータリーテーブルの上面に配設し、溶湯カップ傾転装置のカム機構を下方から押し上げて溶湯カップを傾転させる傾転駆動手段を、給湯装置により所定量の溶湯を注湯する作業ステーションにおける溶湯カップ傾転装置直下の固定部材に配設し、溶湯カップを傾転させた状態で溶湯カップ内に溶湯を注湯し、注湯の進行と共に傾転角度を適正に制御することにより、気泡混入や酸化物生成をなくして溶湯の清浄度を向上させる。
請求項(抜粋):
溶融状態の液相金属と固体状態の固相金属とが混在する固液共存状態の半溶融金属を製造する半溶融金属製造装置であって、複数に区画した作業ステーションを鋳造ショット毎に一定の角度分だけ順次回転移動するロータリーテーブルと、該ロータリーテーブルの上面を等間隔に分割する位置に配設されたカム機構により傾転可能に構成された複数個の溶湯カップ傾転装置と、該溶湯カップ傾転装置に装填された溶湯カップと、注湯位置における前記溶湯カップ傾転装置の停止位置直下であり前記ロータリーテーブル下方の離間した位置に配設され、前記溶湯カップ傾転装置のカム機構を下方から押し上げて前記溶湯カップを傾転させ、前記溶湯カップ内に溶湯を注湯させる傾転駆動手段を設けたことを特徴とする半溶融金属製造装置。
IPC (2件):
B22D 17/00 ,  B22D 17/30
FI (2件):
B22D 17/00 Z ,  B22D 17/30 Z
引用特許:
出願人引用 (4件)
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